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もらったコードを使用するときの注意
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 11:31
自分は法律というのはモラルの下にあるものだと思っているので こういう考え方はしません。 「掲示板にコードが絡む質問をする」 「善意の第三者がサンプルとして利用可能なコードを記述する」 「書き込まれたコードを質問者/質問者と同じ立場の第三者が ”常識の範囲”で自分のプログラムに利用する」 「掲示板設置者が利用規約を盾に、コードの利用者を著作権違反で提訴する」 「利用者に何らかの罰則(経済的不利益が発生)」 などという事が成り立つとは到底思えないからです。 いくら利用規約に記述されているといっても、 利用規約が片方に著しく有利に設定されている場合、 利用規約そのものが妥当かどうかも判断されるはずですし、 こういった利用規約は利用者の「常識の範囲」があまりにも常識を逸脱している場合 (掲示板の内容をほとんど流用した書籍を出版/WEBサイトを立ち上げるなど) に対応できるように定められているものだとおもいますので。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 12:04
どもです。がるです。
うい。私も、上述が「成り立つと思うか」と聞かれたら 「成り立ってたまるかい」って思うです。 ただ、裁判におけるそういった裁定が、必ずしも我々と まったく同じ価値観で行われるとは限らない、ということも また、事実です。 そうですねぇ。 「もし」悪意をもって訴えを起こすのであれば 「弊社の著作権物であるコードを無断で利用された」という、 この一文で十分に「不利益があると判断される」可能性がある わけです。 あと、例えば「書き込まれたコンテンツの一部を"常識の 範囲内で"利用」とありますが。 例えば「ビジネスロジックの一部に利用」することが「常識的 な利用範囲内か否か」については、これは非常に微妙です (記憶している限りでは、直接の判例はなかったような…)。 ただ、ちょっと置き換えて「他社の著作権物をビジネスロジック の一部に利用」は、これは判例付きでNGです(負けるかどうかは ともかくとして取り合えず訴訟を起こすには十分な内容です)。
これについても、気持ちはわかるのですが。 まず一番初めに問題なのは「片方に著しく有利に設定されている」か どうかの判断自体、裁判官が行うものです。 んで、ぶっちゃけ彼らは「技術的にものすごく疎い」人が多い ので、どんな判断をするかについてはかなり微妙です。 # 過去の判例をひっくり返すと、技術者的には # 「なんじゃこりゃー (c)松田優作」な内容多々あります。 法律関連は「こう思う」ではなくて「過去の判例からの類推」 で考えたほうが安全です。 で、そのあたりを考えた場合、基本的には「石橋を叩いて渡る」 ほうがよいと思うのですがどうでしょうか? …って事を書いてますが。 こーゆーロジックがあるから法律って嫌いです(苦笑 頼むからもうちょっと技術の基本くらいは把握して欲しいなぁ > 法律関係者各位 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 12:19
ああ、ごめんなさい。 自分は「まず法律ありき」で考えないのです。 まずモラルありきで、モラルで判断が付かなくなった場合 初めて法律に照らし合わせるべき、というスタンスなので。 もちろん何をするにしても一番安全な策を選ぶというのは大切だと思いますが、 それに囚われて有益な資源を利用できないのは勿体無いと思いませんか? ちなみに、青森県の弁護士ひとりあたりの人口が何人かご存知ですか? [ メッセージ編集済み 編集者: 未記入 編集日時 2005-09-28 12:21 ] | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 12:25
#まちがえて二度投稿してしまいました
いえいえ、法律関係の話になってしまうと、どうしても難解な用語など出てきて きつめの口調に見えてしまいます。法律の話として筋が通っていれば全然かまいません。
すみません、「したがいまして」の一文を見落としていました。 著作権の主張範囲を限定したのではなく、あくまでも権利の及ぶ範囲を 例示したにすぎないということですね。
それは同感です。投稿されたコードの流用とみられる部分が見つかったとして、 著作権をふりかざすってのも想像つきませんし。
たしかに安全であることに間違いはありません。が、ある程度の余地はあると考えています。 たとえば、 System.out.println("Hello,World!!"); というコードが掲示板に掲載されたとして、これ以降これと同じコードを使用した ウェブサイトや出版物は存在できない、または@ITさんに許可をもらわないと 利用できないことになってしまいますので・・・ | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 12:45
こういうコードは大丈夫です。 判例では「ノウハウ」を盗まれるってことを重点的においていた気がします。 用意されているメソッドを載せている程度では、訴えを起こすこと自体難しいかと。 自作のビジネスロジックを駆使したような、 自作のメソッドでそれなりのノウハウがある場合なんかの場合が微妙なんですよね。 _________________ C# と VB.NET の入門サイト じゃんぬねっと日誌 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 13:31
現実としてそんなことが起こるかどうかは別として。
1.だれかがどこかの掲示板などで多少のノウハウを含むコードを公開 2.それをうまく利用した(場合によってはコピーでも?)コードを誰かがここに掲載 3.元々それを考案した人が著作権侵害者 なんてな。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 13:32
がるでふ。
んっと。自分も基本的には法律ありきってのが「大虐殺 したくなるくらい」嫌いですが :-P ただ、現実問題として「取り合えず法律使ってアタック」 してくる輩がいるので、やむを得ずって部分も多々。 あとまぁ「著作権」絡みなので、って部分もありますね。 昨今、法的な動きが激しいので。 そういう意味でも「法的な側面から」の考察って大切だと 思います(自己防衛って感じですね)。
勿体無いでふ。だからこそ「法律関係をクリアにしておく」 必要があると思ってます。 どんなに有益な資源でも、それが「法的に危険性を孕む」場合、 特に企業は非常に神経質になるので。 # まぁ「万が一のデメリット」を考えると当然ではあるのですが。
いあ、存じませんが。 もし「弁護士が少ない」のであれば、なおのこと「しっかりした自衛」 は不可欠だと思うです。 …もし「弁護士が多い」のであれば…コネでも作るかな(笑
でしねぇ。そーゆーあたり、けっこう全面的に信頼してるでし。 ただ「もしこれが@ITさんじゃなくてもっとピーな会社だったら」 っていう思考実験としてはとても面白いんだと思ってます。
この辺は程度問題……のはずなのですが。 まぁ「一文で著作権の主張」はかなり難しいと思うのですが、 じゃぁ「どこからが著作権として主張しうる境界線なのか」 って話になると……裁判官のご老体たちの一存になりかねない ですからねぇ。 或いは「検察官がどれくらいのところに落とし込みたいか」とか。 その辺を考えるとちょっと寒気がしないでもないです(苦笑 できれば「法律家に技術を学んで」いただきたいのですが… 現状見ている限りではどうも怪しいです。 だとすると、我々が自衛するためには「技術者が法学を学ぶ」 しか手段がないのかなぁ、ってのが持論です。 もちろん並行して「技術的な話が通じる弁護士の確保」も大切 なのですが :-P だれか「技術者のための法学入門」とかやらないですかねぇ? できれば「泥臭い現実」ベースで。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-28 19:52
System.out.println("Hello,World!!");には問題がないと思いますが、 Systemクラスの静的フィールドの・・・云々という解説が混じれば、 立派な著作物になってしまいますね。 利用規約を読む限り、コードのみに著作権が発生するわけではなく、 コードを含む書き込みに対して発生すると主張するものではないでしょうか。 |