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RedHatのOS_Patch自動適用方法の違いについて

投稿者投稿内容
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-02-24 16:48
現在、RedHat Enterprise Linuxにパッチの自動適用をさせようと検討中です。

ベンダ公式のアップデート方法は、up2dateを利用した適用だと思うのですが、その他に、aptを利用した方法と、yumを利用した方法があるということがわかりました。

私は今までup2dateしか利用したことがないのですが、up2dateとaptとyumの違いは、どのあたりにあるのでしょうか?
up2dateは有償サポートを契約しないと利用できないようなのですが、その他に何か違う点はあるのでしょうか? 機能的な違いや、サポートできるOSの種類の違いなどの情報があればいただければと思っています。
参考になるホームページを紹介していただく形でも構いませんので、どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。

(自分は、Windows系の技術者のため、LinuxやUnix関連の技術についてはまだ勉強途中のものです。どうかよろしくお願いします)
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-02-24 18:47
こんばんわ.
引用:

かるちゃんさんの書き込み (2006-02-24 16:48) より:

私は今までup2dateしか利用したことがないのですが、up2dateとaptとyumの違いは、どのあたりにあるのでしょうか?


apt も yum も packages の依存関係を確認して,
必要に応じて依存する packages も update してくれたりします.
@IT の Tips あたりに記事があったと思います.

以上,ご参考までに.
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-02-27 13:58
kazさん、早速のお返事、どうも有難うございます。

@ITのLinux Tipsに載っている各々の記事は拝見しました。
ただ、実際に、どのプログラムを利用するのが一番良いのかの比較ができていません。
機能の違いや、バージョンによって対応する、しないなどはあるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-02-27 21:09
こんばんわ.

up2date は当然別として,
「どちらが優れているか?」よりも「どちらが好みか?」という
程度の問題だと思います.
たしか,yum は FedoraCore に最初から入っていたと思います.
apt はもともと Debian で利用され始めて,
Vine に移植されたころから rpm も扱えるようになったと記憶していますが,
yum に比べて「早い」という話を複数から聞いたことがあります.
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-02-28 10:25
かるです。Kazさん、ご丁寧に返信いただき有難うございます。

お話しをお聞きし、いろいろ資料を見させていただいた自分の判断は以下の通りです。正しいでしょうか?

1.RedHat Linuxで、ベンダのサポート契約があるOSに関しては、up2dateで更新が可能である。(これは年間保守契約が必須という認識でよろしいでしょうか?一部、ユーザ登録のみで利用可というWebの記述もあり、どちらが正しいのか判断迷っております)
2.yum,aptは、技術者の利用のし易いほうを利用するというイメージで、特に適用可能箇所、不可能箇所などの差異はない。
3.aptはyumに比べ、適用スピードが速い。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-02-28 11:56
こんにちわ.
引用:

かるちゃんさんの書き込み (2006-02-28 10:25) より:

1.RedHat Linuxで、ベンダのサポート契約があるOSに関しては、up2dateで更新が可能である。(これは年間保守契約が必須という認識でよろしいでしょうか?一部、ユーザ登録のみで利用可というWebの記述もあり、どちらが正しいのか判断迷っております)


年間契約が必要です.
登録だけでは利用できません.
※というか,年間契約した結果,登録をすると思います.
引用:

2.yum,aptは、技術者の利用のし易いほうを利用するというイメージで、特に適用可能箇所、不可能箇所などの差異はない。


際が全く無いわけではありませんが,大きな差はありません.
引用:

3.aptはyumに比べ、適用スピードが速い。


速い「かも」という程度で,環境に左右されます.
よって「絶対値」ではありません.
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-02-28 15:26
かるです。Kazさん、早速のレスポンス有難うございます。

yumなどのデータを保守しているというFedora Legacy Projectのホームページをみて思ったのですが、yumやaptで提供されているアップデートデータは、RedHat Linux7〜9でRedHat Enterprise Linux 2〜4は、サポートされないようなのですが、ここが決定的な違いになるのでしょうか?  逆に、up2dateを利用するレッドハットの公式サポートのほうでは、現状、Enterpriseバージョンしかサポートされていないように見えます。


[ メッセージ編集済み 編集者: かるちゃん 編集日時 2006-02-28 15:27 ]
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-02-28 22:30
こんばんわ.
引用:

かるちゃんさんの書き込み (2006-02-28 15:26) より:

yumなどのデータを保守しているというFedora Legacy Projectのホームページをみて思ったのですが、yumやaptで提供されているアップデートデータは、RedHat Linux7〜9でRedHat Enterprise Linux 2〜4は、サポートされないようなのですが、ここが決定的な違いになるのでしょうか?  逆に、up2dateを利用するレッドハットの公式サポートのほうでは、現状、Enterpriseバージョンしかサポートされていないように見えます。


そのとおりですが,yum や apt は update のための repositry を変更して,
CentOS や WhiteBox など,RHEL 互換の rpm packages も利用できます.
ちなみに up2date で support されるのは有償版だけですので,
redhat9 やそれ以前のものは既に support していません.
※そのために yum や apt が作られたようなものなので.

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