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Catalyst Express 500 native vlanの設定について

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投稿者投稿内容
wred
会議室デビュー日: 2007/06/26
投稿数: 3
投稿日時: 2007-06-26 17:03
初めて投稿いたします、よろしくお願いいたします。

Catalyst Express 500のNative VLANの設定で困っております。

具体的にはIPPhone配下のPCとInternetRouterの通信ができません。
パケットをキャプチャしたところ、
InternetRouterには行きのパケットが届いていますが、
InternetRouterから帰りのパケットが802.1Qのtag付(VID66)で届いておりきており通信できません。
#IP Phoneは問題なく通話できております

#500がWeb設定で、SmartPortの選択により自動で入ってしまった設定が原因かもしれません
そもそもNativeの解釈が間違っているのかもしれませんので、
IPPhone+PCやCatE500の情報をお持ちの方、
ご教授をよろしくお願いいたします。

構成は以下の通りです。
 音声用vlan33,PC用vlan66
 IP-PBX〜IPPhone間は802.1Qのtrunk(tag,33)で通信
 PC〜InternetRouterはVLAN66で通信
 ・router接続ポートFE13 ACCESS VLAN 66 (SmartPortはserver(business))
 ・IPPhone接続ポートFE4 TrunkでNative VLAN 66(SmartPortはSwitch+Native66))

              |Internet Router|
                 |
                 | FE13
                 |
|IP-PBX|-|Cat3750|-|CatE500|-|IPPhone|-|PC|
              GE1   FE4

参考までに抜粋したconfigをUPします。

!
vlan 33
name Voice
!
vlan 66
name internet
!
!
interface FastEthernet4
description $$ To IP Phone $$
power inline never
switchport trunk native vlan 66
switchport mode trunk
switchport port-security maximum 3
srr-queue bandwidth share 10 10 45 35
srr-queue bandwidth shape 10 0 0 0
udld port aggressive
mls qos trust cos
macro description cisco-switch
spanning-tree link-type point-to-point
ip dhcp snooping trust
!
interface FastEthernet13
description $$ To internet Router $$
switchport access vlan 66
switchport mode access
switchport port-security
switchport port-security aging time 2
switchport port-security violation restrict
switchport port-security aging type inactivity
service-policy input business-server-map
srr-queue bandwidth share 5 5 70 20
macro description cisco-server-business
storm-control broadcast level 0.10
spanning-tree portfast
spanning-tree bpdufilter enable
spanning-tree bpduguard enable
ip dhcp snooping trust
!
interface GigabitEthernet1
description $$ To Cat3750 $$
switchport mode trunk
srr-queue bandwidth share 10 10 45 35
srr-queue bandwidth shape 10 0 0 0
udld port aggressive
mls qos trust cos
macro description cisco-switch
spanning-tree link-type point-to-point
ip dhcp snooping trust
!


[ メッセージ編集済み 編集者: wred 編集日時 2007-06-26 17:06 ]
たらお
大ベテラン
会議室デビュー日: 2006/12/25
投稿数: 206
お住まい・勤務地: 東京・永代通り
投稿日時: 2007-06-26 22:35
ヒントとして、IPフォンがTrunk接続できる仕様になっている製品は、
既存の設定環境を極力変えずに、IPフォンをネットワークに(挿入)接続できることです。

コード:

・移行前 66    66
[Router]──[Switch]──(PC) ! RouterとPCは通信できることを確認。

・移行後 66     66     66
[Router]──[Switch]==[IPフォン]───(PC) ! Switchに若干の設定追加
        │33  33
      [IP-PBX]


まずは、移行前の状態での通信設定を考えて、検証してください。
その後、IPフォンを挿入するために、最低限のスイッチ設定変更を考えてください。
RouterとPCが通信できないってのは、本末転倒ですよ。

_________________
_福田太郎_
wred
会議室デビュー日: 2007/06/26
投稿数: 3
投稿日時: 2007-06-27 13:59
たらおさんありがとうございます。
たらおさんの仰るとおりIPフォンはTrunk接続でますが、
IPフォンで設定したVLANのみ(今回は33)可能です。

また、IPフォン未接続での動作確認については以下のとおりです。

・移行前(SWとPC直接接続、IPフォン未接続)
 1 PC接続ポートの設定
    switchport access vlan 66
    switchport mode access

 2 PC接続ポートの設定
    switchport trunk native vlan 66
    switchport mode trunk

以上の設定で1では通信できましたが、2ではPCへのパケットにタグが付いてきてしまいます。


<たらおさん
「switchport trunk native vlan 66 」という設定は、
PCからの受信時→タグがついていないので「vlan66」であるとSWが認識する
PCへの送信時 →「vlan66」のタグ付きパケットは、タグをはずしてPCへ送信する
という、解釈でよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします。


[ メッセージ編集済み 編集者: wred 編集日時 2007-06-27 14:00 ]
BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2007-06-27 14:30
割り込み失礼。

結構込み入った環境ですが、SIベンダの介入は無く自社だけで環境構築された
のでしょうか?

普通に考えるとサポートしたSIベンダに投げる課題に思えるのですが・・・。
Wind
ベテラン
会議室デビュー日: 2004/11/10
投稿数: 73
投稿日時: 2007-06-27 15:21
こんにちは

http://www.cisco.com/support/ja/473/cat-exp-500-config.shtml

↑を参考に、設定をもう一度見直してください。
E500は出たばっかりの頃に弄ったきりなのでよく覚えてませんが、Configとしておかしいので、多分間違っているのではないかと。
接続しているIP PhoneはCiscoのIP Phoneですよね?

# IP Phone接続時のSmartPortのロールは『IP Phone+Desktop』じゃなかったっけ?

<余談>
CE500でConfig出力できるようになったんですね。
出た当初に単体検証したときは、Configが出力できなくて窓から投げ捨てたくなったんですがw
管理ツールからなら出力できるのかな?
</余談>
wred
会議室デビュー日: 2007/06/26
投稿数: 3
投稿日時: 2007-06-27 21:23
BackDoorさん,Windさんありがとうございます。

<BackDoorさん
まえがきが足りなくてすいません。
既にIP Phone+PCの構成をAllied TelesisのSWで運用中です。
その時はPBX+IP PhoneはPBX代理店兼工事会社,
LAN+SWの設定はPBX代理店兼工事会社サポートのもと自社構築です。

今回SWのリプレースがありまして、Catalyst Expressの動作確認中でした。
もともと、詳細な事を書くつもりはなかったのですが、ついつい。
ポイントは一般的な「Native Vlan」の考え方と
Catalyst Express 500での「Native Vlan」の考え方
に相違があるのかな?程度でした。


<Windさん
ロールについては「IP Phone+Desktop」ではなく「SW(+NativeVLAN)」で考えております。
理由1 「IP Phone+Desktop」だとPortSecurityの設定で1ポートで2つのMACアドレスしか通信できない(あるポートでCatalystExpress⇔PoE HUB⇔複数IP Phone)

理由2 IP Phone(IP-PBX)がCiscoではない(国内某ベンダ)
    (あまり影響はなさそうですが)

#ちなみに「IP Phone+Desktop」だとうまくいっております
やはり、「IP Phone+Desktop」じゃないとだめですかね...

<参考>configはそのままでは出力できませんでした(私もガクゼンとしましたが)
configはCisco Network Assistant で取得することができたので一安心?
しかしSmartPortの選択によりCiscoの推奨設定が自動でconfigに
追加されてしまうのが痛い所です。


Catalyst Express 500 はなかなか一般的なものではないのですかね???
Wind
ベテラン
会議室デビュー日: 2004/11/10
投稿数: 73
投稿日時: 2007-06-28 10:09
こんにちは。

そもそもCE500はSMB専用に開発された製品群なので、従来のCisco機器ライクな事を求めてはいけませんw
そういう場合には、素直にWS-C3560-PSを導入しましょうw

閑話休題。
SmartPortのロールで『IP Phone+Desktop』でうまくいったのであれば、CNAでConfigを吸い上げて、『Switch』で設定してうまくいかなかったときのConfigと付け合せてみてください。
おそらく設定が違うはずです(switchport modeの設定を確認)。
とりあえずは、CE500にIP Phoneを直収する場合には『IP Phone+Desktop』のロールでうまくいくという事でOKですよね?

んで、あるPortでは配下にPoE Switchがあるとの事ですが、考え方がIP Phoneを直収する場合とPoE Switchをぶら下げる場合ではまったく異なるので、当然ロールも異なります。ですので、Port毎に接続する構成に応じたロールを割り当ててください。

# 多分、この辺の解釈が今回の問題の発端だとは思いますが。

CE500の配下にぶら下げるPoE Switchは802.11Qをサポートしている、という事で宜しいですよね? で、あれば、ロールは『Switch』で問題ないはずです。
後はVLANの割り当てを『Customaize(だっけかな?)』で変更してあげればVLAN33とVLAN66をTrunkできるはずです。

また発端のNative VLANの解釈ですが、一般的な、という意味がよく判りませんが、『Ciscoがいう所のNativeVLAN』という意味であれば、CE500だろうとWS-C3750だろうと意味は一緒です(同じIOS(バリエーション違い)で動いてますから……)。

以下はCisco Switchをご存知である、という前提でお読みください。

http://www.cisco.com/support/ja/473/configuring-cat-ip-phone.shtml

↑このあたりを読んでいただくと幸せになれるかと思います。
Switch接続時とIP Phone接続時では、switchportの設定が異なります。
switchport mode trunkでTagが付けられたPacketをIP Phoneが受け取り、DataVLANのTagを剥ぎ取って(IP Phoneが.1Q対応Switchのように振舞って、PC接続用Portではaccess modeで動いているようなイメージ)PCにPacketを渡すような動きをしてくれるのであれば、Cat側はswitchport mode trunkでいけるかと思います。
IP Phoneの種類をお伺いしたのは、そういう挙動を取るIP Phoneかと思ったからです。
『IP Phone+Desktop』でうまくいったという事(CE500のConfig上、switchport mode accessで動いていると思います)は、multi VLAN Accessで動くIP Phoneという事だと思います。

今回のPointはIP Phoneを直収する場合はmulti VLAN Accessで動かす必要があり、PoE Switchをぶら下げる場合にはTrunkで動かす必要がある、という事かと思います。

# 嘘書いてたら、ご指摘願います。
# 多分大丈夫だと思うんだけどorz
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