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オートネゴシエーションについて
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投稿日時: 2003-03-20 16:19
初歩的な質問ですが、LAN内をオートネゴシエーションにて接続(構築)した
ネットワークの信頼性(性能)はどの程度なんでしょうか? 聞いた話では、疎通はできるけどまったく性能が出ないとか 疎通すら取れないという話を耳にします。 (ケーブル長、装置毎の相性、フロー制御未サポート等・・・) 結局、速度固定設定で接続(構築)した方が、確実ということでしょうか? | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-03-26 15:02
こんにちは。
機器の相性により通信できる/できない、や パフォーマンス劣化が生じるという話を聞きます。 よって固定にするのが望ましいのは間違いないと思います。 補足ですが、一般的にハブのスピード/Duplex設定に NICの設定を合わせるのがよいと思います。 [ メッセージ編集済み 編集者: むー 編集日時 2003-03-26 15:09 ] | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-03-26 16:43
商品名は特に記しませんが、
最近の当社の製品のLAN接続は、基本的にオートネゴシエーションで行っていますが、 実運用上、特に問題になったとの話は聞きません。 同業他社の製品のLAN接続もほとんどオートネゴシエーションだったと思いますが、 それで、トラブルが発生したとの話は寡聞にしてしりません。 オートネゴシエーションだから、問題が発生するとは思えません。 なんか問題が発生したとすると、単にその装置固有の問題では ? | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-03-26 17:30
ヒデさん
autonegotiationの仕組みをご存知ですか? あるマシンAのNICのメディア・スピードが"100Mbfull-duplex" であり、 かつFTPサーバとなるマシンBのNICのメディア・スピードを"autonegotiation" に 設定した場合に、マシンAの以前のメディア・スピード(10Mb full-duplex)の ときと比べてパフォーマンスが向上されない問題があります。 これは、autonegotiationの制限としてよく知られた問題です。 一般的に、一方が固定スピードでもう一方がautonegotiationの場合、 双方の相性(設定)が原因でパフォーマンス問題が発生することがあります。 私が言っているのはこれについてです。 仮に同一ネットワーク上の2つのネットワークインターフェースが autonegotiationに設定している場合、それぞれインターフェースは ネットワークに接続されたタイミングで、自分自身が設定可能な スピード(例えば10Mや100Mなど)とモード(FullかHalfか)の リストをネットワーク上に流します。 お互いに相手の情報を受け取ることによって、それぞれのインターフェースは 相手のスピードとモード(duplex)を知り、最も最適な共通のスピードと モードを選択し、それを設定します。 一方がautonegotiationでもう一方が固定(例えば100MFull)に設定して いる場合、autoで設定してあるインターフェースは相手からの設定可能 スピード/モードの情報を待ちますが、当然相手は100M-Fullの固定なので それらの情報をネットワーク上に流しません。 (スピードとモードの情報を流すのはautonegotiationの場合のみ。) これは、双方共NICをautonegotiationに設定するか、双方共 "100Mb full-duplex"で固定するか、のどちらかの設定によって 回避できる問題であると思われます。 補足ですが、一方がautonegotiationでもう一方が固定 (例えば100MFull)に設定している場合、autoに設定された インターフェースは、duplexに関しては知る術がないので、 デフォルトで最も安全なHalfに設定されます。 これにより、パフォーマンス向上が見込めないこともあります。 よって、あらかじめ固定にすることが望ましい、と言いました。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-03-26 18:04
インラインで失礼します。
近年の機器では実用上問題のない信頼性が確保されていると思います。
一番多いトラブルはデュプレックスのミスマッチでしょう。 それ以外では相性が悪くてリンクしないとか、それぐらいしか経験がありません。 ほかに何かありますか?
結局、オートネゴで構築する方が確実だと思います。 構築時にはインタフェースのエラー等をしっかり確認して、問題があるところだけ固定に設定する。固定にしている物に関してはしっかりと注意書きを残しておくくらいの気配りがあると、後々の運用で発生するトラブルが減ることでしょう。 とここまで書いてから、むーさんの意見を見ました。 私も一番問題になるのは片方がFull固定の時だと思います。 ただ、その後意見が分かれるのですが、私の経験上、管理者の入れ替わりが激しい現場などでは”運用されていたものがFull固定だと知らずに新設機器を接続した”ことによるトラブルをよく目にするので可能な限り固定にしないで環境を構築することを薦めたいですね。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-05-16 18:47
だいぶ遅いレスになってしまうので恐縮ですが、参考になれば・・と思って、経験的な所を。
基本、デバイスのどちらかが autonego であれば、いいとは思います。 実際、うちの場合、スイッチ側をとりあえず autoにして、最低限の通信ができる状態で、 ルーターやPC等の対向側の装置をつなぎます。 それで、しばらく通信させて、スイッチのステータスを見て、fullになっていない場合、 スイッチ側で、full固定にします。 その状態で、しばらく運用して、スイッチのエラー情報を確認するわけですが、 FCSやアライメントなどのエラーが増えてたりしたら、うまく行っていないということで、 スイッチをautoに戻して、対向側で、full固定にしてみます。 これで、エラーが増えなければ、OKということにします。 実測値ではなく MRTGのグラフ値でですが、両端FULL-FULLにしていて1Mしか出ない 装置が、装置側を100FULLにしてスイッチ側をautoにしたところ、6M近くのスループットを 出すようになりました。(複数のメーカーのスイッチで確認済み) | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-05-17 16:16
私も遅いレスになってしまうのですが、皆さんの書き込みを見させていただいて、自分自身の見解が誤っていたのかも知れないと思い、書き込みさせていただきました。
以下、私の今まで持っていた意識です。 オートネゴシエーションの動作は、伝送速度の判断と伝送形態(Duplex)の判断の、二つの役割に分けて考えることができる。 この内、伝送速度については、仮に対向装置が非オートネゴであったとしても、NLPを検出すれば10BASE、アイドル信号を検出すれば100BASEと判断が可能である。 性能上の問題が発生するのは、オートネゴで動作する機器に、全二重固定機器を接続した場合。この場合、対向機器の通信速度は判別できても、伝送形態のネゴシエートは行われない。オートネゴでは、相手の通信形態がネゴシエートできない場合は、相手が半二重とみなしてリンクする(リピータHUBなどを接続することを想定)。結果的に、オートネゴ機器側では相手を半二重と判断し、非オートネゴ機器側では相手を全二重と判断することになる。 全二重の非オートネゴ機器側では、自身が受信中であっても送信を行おうとするが、半二重となったオートネゴ機器側ではこのような通信動作をコリジョンとみなすため、送信動作中のフレームを再送する。したがって、コリジョン多発の状態に陥り、期待するスループットが出ない事態になる。 以上のように認識していたのですが、正しい知識をいただきたいと思い、今更ながら割り込ませていただきました。よろしければご意見を伺わせてください。 _________________ | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-05-19 12:28
これは・・・何故ですか? Junbowさん、お手数ですがご教示願えますでしょうか。 |