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基本設計がなっていない

投稿者投稿内容
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2008-06-24 11:04
こんにちは.

基本設計は「設計の考え方」で
詳細設計はその考え方に基づいた「設定値一覧」だったりすることが多いようです.
※半径5m以内の常識らしく...
cordwainer
常連さん
会議室デビュー日: 2007/04/21
投稿数: 34
投稿日時: 2008-06-24 12:31
引用:

takuさんの書き込み (2008-06-24 08:57) より:
 基本設計書(外部設計書)とは、ユーザーから見た仕様を記述したドキュメントであり、詳細設計書(内部設計書)のインプットになるものだと認識しています。
詳細設計書とは実際の物理的な実装に関してのドキュメントなので、
ユーザーは殆ど意識しないドキュメントです。
したがって、基本設計書と詳細設計書が同じなんてありえないんじゃないかと・・・。

 でも、現在私がかかわっているシステムですが、日本の某大手Sierが設計・開発したシステムのはずなのに、紙切れみたいな意味不明の使えない外部設計書があるだけで、
内部設計書が殆ど無いです・・・。

[ メッセージ編集済み 編集者: taku 編集日時 2008-06-24 08:57 ]



今までのプロジェクトでは、
基本設計書 : 開発するシステムの概念や設計方法、アプローチを記載
詳細設計書 : インターフェースや内部処理の実装に関する事柄を記載
だったので、自分でもこのように認識しています(大雑把ですが)。

が、今の現場では、基本設計書とは、詳細設計書のまとめてあるものだそうで……。
(正確には、基本設計書で勢いよく書いて、それを詳細設計書に分割する、でしょうか)
結果、システムに論理的な一貫性がない箇所がしばしば……。

Error401
常連さん
会議室デビュー日: 2007/03/12
投稿数: 39
投稿日時: 2008-06-24 16:00
引用:

七味唐辛子さんの書き込み (2008-06-22 23:41) より:
以前から思っていることなんですか、各種設計書に関するフォーマットはないですよね



一応、IEEE Std 830-1998(Recommended Practice for Software Requirements Specification)というものがあり、要求仕様書を書くときに章立てや記述レベルの参考にしています。

参考URL:
http://www.bcm.co.jp/site/2004/2004Dec/04-youkyuu-kougaku-12/04-youkyuu-kougaku-12.htm
http://www.metabolics.co.jp/SoftwareProcess/SRS.html
sasagaki
常連さん
会議室デビュー日: 2008/03/10
投稿数: 20
投稿日時: 2008-06-25 13:46
自分が若いときもそうでしたが、周りを見てみると、こういうケースが増えてきていると感じます。

・書く内容の粒度を揃えることができない。やたら細かいことが書いてあるかと思えば、肝心なことが書いてない。
・自分に見えている部分しか書けず、見えていないところに抜けがあることに気づかない。
・「なぜ、何のために」を書かない。「どうやって」の部分だけが事細かに書いてある。
・画面レイアウトや帳票レイアウトを作れば、設計が終わると思っている。
・画面レイアウトや帳票レイアウトからER図やテーブル定義書を書き起せば、DB設計が終わると思っている。

ようは、機能の「流れ」を表現することができない、
大きい視点から小さい視点へズームすることができない、常に近視眼的である、
というところでしょうか。

引用:

kiyokuraさんの書き込み (2008-06-22 23:24) より:
言語とかについて研修するのも確かに必要だと思いますが、どちらかと言えばこういったソフトウェア工学的な事をしっかりやっておく必要があると思うのですけれど……。



同感です。
若手層に教育が不足しているのと同時に、
プロジェクトの納期が短くなり、設計にあてられる時間がどんどん減っていることにより、自分でみっちり書いたり、レビューしたりという経験も少なくなってきています。

さらに、自分の暗黙知をうまくナレッジマネジメントできないベテラン層というのも確実に存在するわけで、それらのコラボレーションで今の現状があるのかなと思います。
自分も、体系だった教育を受けずに現場で覚えてきたクチなので、後輩などに、うまくコツというか、基本設計フェーズで考慮すべきポイントを伝えきれないなあと感じることがありますね。

最近こちら↓を知り、参考になりました。
http://www.nttdata.co.jp/cview/guideline.html
七味唐辛子
ぬし
会議室デビュー日: 2001/12/25
投稿数: 660
投稿日時: 2008-06-25 14:43
引用:

Error401さんの書き込み (2008-06-24 16:00) より:
一応、IEEE Std 830-1998(Recommended Practice for Software Requirements Specification)というものがあり、要求仕様書を書くときに章立てや記述レベルの参考にしています。

参考URL:
http://www.bcm.co.jp/site/2004/2004Dec/04-youkyuu-kougaku-12/04-youkyuu-kougaku-12.htm
http://www.metabolics.co.jp/SoftwareProcess/SRS.html



すばらしいですね 目から鱗です。
だれかに読ませてあげたいです。
ありがとうございます。

こんなすばらしいものがあれば、さくさくと仕事が進みそうです。


理想的には金属加工の図面みたいに表記が規格化されて
簡単なチェックは機械的にできるといいです。
さらに文章からメタタグを生成させると 使いまわしができてなおGOOD



[ メッセージ編集済み 編集者: 七味唐辛子 編集日時 2008-06-25 18:01 ]
七味唐辛子
ぬし
会議室デビュー日: 2001/12/25
投稿数: 660
投稿日時: 2008-06-25 15:06
以前から思っているのですが、設計要素を可視化できればいいのに
と思っています。もちろんUMLとかER図がそれぞれの目的に合わせて
存在しているのはわかってはいるのですが、

直接確認してわけではありませんが?、要件定義ツールが可視化に近い姿かなと
思っています。要件や機能がツリー上にならんでいるような感じです。
そうすれば、細かさの度合などはうまくいくかなと思っています。

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