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パッケージソフトカスタマイズプロジェクトにおける開発手法

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投稿者投稿内容
オイル
会議室デビュー日: 2004/03/01
投稿数: 6
投稿日時: 2004-03-01 18:58
初めまして。よろしくお願いします。
あるパッケージソフト(カスタマイズ前提のソフト)を売っています。
まさかこんなに同時に受注があるとは思わず、販促をしていたら、3社同時に
受注と相成りました。(;_;)
3社は開発期間は約半年で、開発スケジュールも3社とも全て重複、開発規模も30人月程度
で同じです。
1社だけなら、要件定義・外部設計・内部設計・プログラミング・結合テスト・
運用テスト・本稼動とセオリー通りすすんでいけば順当にモノが出来上がると思います。

ただ、今回3社同時という事を逆手にとって、何か効率化して
短期間で開発をできればと考えております。
(セオリー通り実施すれば問題なく納品できるとは思うのですが、
せっかくのチャンスなので・・・)

そこで、お聞きしたいのですが、この様な”同時”、”パッケージのカスタマイズ”
というキーワードで、効率化出来る事/もしくは効率化した経験をお持ちでは
ありませんでしょうか?

今考えているのは、
・設計に関して、1社で作成した設計書を流用して作成する
・プログラミングに関して、同一のモジュールを同一要員にカスタマイズさせる
事です。

以上、よろしくお願いします。
がるがる
ぬし
会議室デビュー日: 2002/04/12
投稿数: 873
投稿日時: 2004-03-02 12:42
どもも。がると申します。
引用:

オイルさんの書き込み (2004-03-01 18:58) より:
そこで、お聞きしたいのですが、この様な”同時”、”パッケージのカスタマイズ”
というキーワードで、効率化出来る事/もしくは効率化した経験をお持ちでは
ありませんでしょうか?


一言でシンプルに身も蓋もないのですが。
オブジェクト指向での設計&コーディングが有効だと思います。
# まぁ元々のパッケージにもよるので「絶対」ではないのですが
# 非オブジェクトで書かれたコードをオブジェクト指向に比較的
# 短期工数で置きなおす手法もなくはないので。

引用:

今考えているのは、
・設計に関して、1社で作成した設計書を流用して作成する
・プログラミングに関して、同一のモジュールを同一要員にカスタマイズさせる
事です。


オブジェクト指向は、便利なことに「設計書もオブジェクトとして」
扱っていくことが出来ます。
ですので、設計書から仕様書(顧客提出用)、プログラムからテスト
まで、全部オブジェクト指向的に扱うことが可能です。
オブジェクト指向を身も蓋もなく書くと「変更に強いモノを作る
手法」と考えていただいてよいのかなぁ、と。
今回のような「ベースがあってそれをカスタマイズ」というパターン
にはかなり強い開発手法です。
# 専門用語で書くと「基底クラス(ベースになるソフト)から
# 派生クラス(カスタマイズしたソフト)を作っていくわけですな。

あと複数人数を使うのであればCVSとかのソース管理をしっかりと
しておくと後々泣かずにすみます :-P
# 過去に「危ないところを食い止めた」経験も「他人が悲鳴を
# 上げているのを耳にした」経験もあるので ^^;

オブジェクト指向のスキルがまったくない状態からの構築は
若干しんどいと思うのですが、一度身に着けておくと以降非常に
便利だと思います ^^
はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2004-03-02 18:29
ハニーな、はにまるです。(自分でも意味不明)

始めに
  ”同時”、”パッケージのカスタマイズ”に絞って効率化を何故求めるのでしょうか?
  素朴に疑問に思いました。

  マルチタスクで仕事をこなしている人は、誰しも経験があると思いますが、
  1つのタスクの延期が、全工程に影響する恐れがあります。
  先に安全策を講じて、その上で効率化出来る箇所を模索される事をお奨め致します。

経験上、
  1.効率化し易い工程は「開発」と「テスト(運用テストは除く)」です。

  2.「要件定義」・「外部設計」の効率化は、御客様の状況や要件に依る話か、
    汎用的な話になる為、ここでは何とも言えません...

  3.「要件定義」・「外部設計」・「運用テスト」・「本稼動」は人が限定される為、
    スケジュールに要注意です。WBSを確りと作っておきましょう。
    私は何時も抜けがあります。(私の事はどうでもいいか! )

  4.「運用テスト」・「本稼動」では思わぬトラブルが発生した場合を想定し
    3社とも日程をずらす事をお奨め致します。
    難しい話とは思いますが極力のレベルで頑張ってみてください。

作業環境として、
  マルチプロジェクトでは、問題、知識、連絡事項などを即時に共有出来る環境を
  整えておくとシングルプロジェクトよりもその恩恵を受けれます。
  インフラの話だけではありません。連絡手順を取決めているか否かが非常に重要です。

実際の効率化ですが、
  1.汎用的なテストデータを事前に準備して置く。
  2.検証用のSQLを先行して準備して置く。
  
    パッケージであらば、1と2の効果抜群です。
    でも用意していないパッケージベンダーが多いのはなじぇ?

  3.パッケージの作りと人資源にもよりますが、
   「単体テスト」と「結合テスト」の平行化もありです。
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