ITとビジネスが密接に関係する現在、品質の高いソフトウェアを構築することは、企業にとって重要な課題となっています。
ソフトウェア品質保証時代に向け、テスト手法や方法論などテスト市場は盛り上がりを見せていますが、実際の開発現場では、どのようにしてソフトウェアの品質を向上させるべきかといった具体的な情報、および解決策は不足しているといわれています。
本セミナーでは、理想論ではなく実際にソフトウェアの品質向上という課題に取り組み、そして“品質を強み”に企業活動を行っている企業の具体例を紹介し、問題解決へのアプローチとそれらを支援するコンピュウェアツール製品をご紹介いたします。
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プログラム |
基調講演 |
13:35
〜
14:25 |
「自動化テストの理想とその現実」 |
私が初めてMS-TestというGUI自動化テストツールを使い、テストの自動化を行ったのが1990年頃だったと記憶している。それ以来自動化テストを常に行っているが、その手法については実はそれほど進んでいない。ツールについても画期的な進化もしていない。そんな中にあって2006年の現代、相変わらず自動化テストの失敗例をよく聞き、自動化テスト手法について尋ねられる。
自動化はソフトウェアテストにおける銀の弾丸でもないし、効率やコストを著しく改善するものではない。本セミナーでは意外と知られていない、自動化の基本や常識について説き、身の丈にあった自動化手法を実践する方法を説明する。
講演者:
ソニー株式会社 テレビ・ビデオ事業本部 プラットフォーム技術部門
ソフトウェア品質保証部 2課
統括課長 情報工学博士
高橋 寿一氏 |
14:25
〜
14:35 |
休憩 |
14:35
〜
15:35 |
「開発段階の品質確保は数値化が決め手!
様々な視点からの数値化で問題解決するDevPartnerファミリーの紹介とその事例
」 |
DevPartnerファミリーは、.NET、Javaに対応した開発支援ツールであり、開発初期からその段階にあわせてソフトウェア品質を数値化します。開発者はその数値やグラフを確認することで、問題箇所を探すといった無駄な時間を費やすことなく、迅速に問題を解決することができます。また、品質管理者は各工程における品質管理や納品時、あるいは市場投入前に自社の品質基準を満たすソフトウェアであるか否かの判断材料として活用いただけます。
本セッションでは、DevPartnerファミリーが持つ多彩な機能の中から、主な分析(測定)機能をご紹介すると共に、実際にDevPartnerを使って品質向上に取り組み、現在もなお継続して実施されている.NET開発におけるパフォーマンス分析を使った事例をご紹介します。
講演者:
日本コンピュウェア株式会社
営業技術本部 藤原 祐之 |
15:35
〜
15:45 |
休憩 |
15:45
〜
16:15 |
製品紹介
「機能テストツール『TestPartner』のご紹介」 |
TestPartnerは、機能/回帰テストを効率よく実施する機能テストツールです。
Web、.NET、JavaおよびSAPで開発されたアプリケーションに対応し、画面操作をテスト スクリプトとして記録/再生することで、繰り返し実施されるテスト作業と、
コントロールや画像データなどの検証を自動化することで、テスト時間の短縮と効率化をはかります。本セッションでは、TestPartnerの製品概要とその活用方法をご紹介します。
講演者:
日本コンピュウェア株式会社
営業技術本部 越水 喜之 |
16:15
〜
17:00 |
ユーザー事例
「全ては品質確保のために! 開発現場での品質積み上げとテスト自動化事例」 |
ソフトウェアの開発はますます短期間になり、仕様変更も常につきまとっている。このような状況下で高い品質のソフトウェア開発を行うためには、いかにして日々の開発工程で品質を積み上げるかが重要になる。
今回は、実際のPJで有償・無償・自作の各種ツールを組み合わせることにより実現した、製造フェーズでの「品質の見える化」による品質の積み上げと、検査フェーズでの「自動検査」による品質の劣化を防いだ2つの事例を中心に、独自の機能テストツールの利用方法なども紹介する。
講演者:
株式会社 NEC情報システムズ
ユビキタス事業部 ユビキタスソリューショングループ
マネージャー 齊藤 裕之氏 |