
アジャイル実践者インタビュー(2)
アジャイル開発におけるプロセスの洗練
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アジャイルプロセス協議会 ケーススタディWG
畑田成広/塩田英二/水越明哉
2005/12/14
第1回(「発注者はアジャイル開発をこうみている」)に引き続き、アジャイルプロセス協議会「ケーススタディ ワーキンググループ」の活動として、実際にアジャイル開発手法を実践しているプロジェクトへインタビューした内容を紹介する。今回インタビューしたプロジェクトでは、XPやスクラムといった既存のプロセスから離れて、自らのアジャイルプロセスを組み立て洗練させながら開発を行っている。アジャイル開発が常にプロジェクトを改善し、進化していく様子を感じていただけるだろう。
◆ メンバー紹介
インタビューは以下の人々に行った。
| TIS倉貫氏 | プロジェクトリーダー。アジャイル開発経験者 |
| TIS竹内氏 | 業務チームをまとめるサブリーダー。アジャイル開発は初めて |
| TIS吉尾氏 | 業務チームでスペックホルダ(後述)を行う |
| TIS中井氏 | 開発チームで開発を行う |
◆ プロジェクト概要
- - PR -
◆ 実践したプラクティス
このプロジェクトではXPやスクラムといった既存のプロセスを意識せず、自分たちなりにアジリティを持って開発していくにはどうすればいいかということを考え、プロジェクト前にプロセスの組み立てを行った。イテレーションは2週間で、以下のようなプラクティスを実践した。XPに含まれているプラクティスもあれば、まったく新しいプラクティスもある。また、プラクティスに問題があれば解決策を考えてより良いプラクティスに洗練していくという姿勢にも注目していただきたい。
◆ スペックホルダ
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| 図1 顧客プロキシ |
以前にプロジェクトリーダーが携わった開発では、顧客側の仕様をまとめるために顧客の業務に精通した顧客プロキシ(疑似顧客)を1人置いていた。しかし、開発後半になり機能が大きくなってくると顧客プロキシの負担が大きくなり、1人では難しくなっていた。
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| 図2 スペックホルダ |
今回のプロジェクトでは仕様をまとめる負担を分散させるため、顧客プロキシを進化させたスペックホルダというプラクティスを考案し実践した。まずプロジェクトを業務チームと開発チームに分ける。業務チームはさらに2つ(Aチーム、Bチーム)に分かれ、Aチームが顧客のところに行って仕様確認をしている間、残りのBチームは顧客から握ってきた仕様を基に開発チームと開発を行う。AチームとBチームは1イテレーションごとに入れ替わり、仕様確認と開発を同時並行して進めていく。
顧客プロキシに比べて、スペックホルダでは仕様確認が交互に行われるため負担は分散される。また、開発チームにとってはチーム内に顧客の仕様を持っている人が存在するため安心感がある。
しかし、スペックホルダを実践しているうちに課題も見えてきた。
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INDEX |
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| アジャイル実践者インタビュー(1) アジャイル開発におけるプロセスの洗練 |
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| Page1 ◆ メンバー紹介 |
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| Page2 ◆ 実践したプラクティス |
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| Page3 ◆ うまく実践できなかったプラクティス |
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| IT Architect 連載記事一覧 |
アジャイル実践者インタビュー バックナンバー
- 第1回 発注者はアジャイル開発をこうみている
- 第2回 アジャイル開発におけるプロセスの洗練
- 第3回 オフショアでアジャイル開発の実際
ホワイトペーパー(TechTargetジャパン)
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