Oracle管理者のためのSQLリファレンス
■データベースの起動(SQL*Plus版)
SQL*Plusを使ってOracleデータベースを起動するには、SYSDBAあるいはSYSOPERシステム権限を持つユーザーでOracleデータベースに接続します。まずインスタンスを起動し、
次にデータベースをマウント、続いてデータベースをオープンします。(SQLの表記ルールは、こちらから参照できます)
| インスタンス起動の準備 |
SQLPLUS /NOLOG |
| ┗ |
手順1 まず、データベースに接続せずに、SQL*Plus
を起動します。コマンドラインから「/NOLOG」オプションを付けてSQLPLUSコマンドを発行します。 |
CONNECT username/password AS
[SYSDBA | SYSOPER] |
| ┗ |
手順2 SQL*Plusセッションを起動したら、管理者アカウント(デフォルトではsysまたはsystem)として、SYSDBA(あるいはSYSOPER)システム権限でOracleデータベースに接続します。これで、データベース・インスタンスを起動する準備が完了します。 |
| 関連項目:権限を確認する |
| インスタンスを起動し、データベースをマウントしてオープンする |
STARTUP |
| ┗ |
通常のデータベースの起動では、STARTUPコマンドを発行して、インスタンスを起動し、データベースをマウントおよびオープンします。このモードでは、有効なユーザーがデータベースに接続し、通常のデータ・アクセス操作をすることが可能になります。 |
| 関連項目:初期化パラメータ |
| インスタンスを起動するが、データベースをマウントしない |
STARTUP NOMOUNT |
| ┗ |
STARTUPコマンドでNOMOUNT句を指定すると、データベースをマウントせずにインスタンスを起動できます。このモードで起動するのは、通常データベースを作成する場合のみです。 |
| 関連項目:インスタンスにデータベースをマウントする |
| インスタンスを起動し、データベースをマウントするが、オープンしない |
STARTUP MOUNT |
| ┗ |
STARTUPコマンドでMOUNT句を指定すると、データベースをマウントし、オープンしない状態でインスタンスを起動できます。このモードで起動するのは、特定のメンテナンス操作を行う場合です。 |
| 関連項目:クローズしているデータベースをオープンする |
| 起動時にインスタンスへのアクセスを制限する |
STARTUP RESTRICT |
| ┗ |
インスタンスの使用を管理担当者にのみ許可し、一般のデータベース・ユーザーの使用を禁止するには、STARTUPコマンドでRESTRICT句を指定します。この制限モードでは、データベースをマウントしてオープンしていますが、CREATE
SESSIONシステム権限に加えてRESTRICTED SESSIONシステム権限も持つユーザーのみがデータベースにアクセスできます。インスタンスへのアクセスはローカル・マシンからのみ可能です(リスナーを介したリモート・アクセスはできません)。 |
| 関連項目:制限モードを解除する オープンしているデータベースへのアクセスを制限する |
| インスタンスを起動し、データベースをマウントして、完全メディア・リカバリを開始する |
STARTUP OPEN RECOVER |
| ┗ |
STARTUPコマンドでRECOVER句を指定すると、メディア・リカバリを実行できます。このコマンドを発行すると、インスタンスを起動しデータベースをマウントして、自動的にリカバリ処理を開始します。 |
| 初期化パラメータ・ファイルを指定してインスタンスを起動する |
STARTUP PFILE = /u01/oracle/dbs/init.ora |
| ┗ |
STARTUPコマンドでPFILE句を指定すると、デフォルトのサーバ・パラメータ・ファイルを使用せず、従来のテキスト形式の初期化パラメータ・ファイルからデータベースを起動できます。初期化パラメータ・ファイルはPFILE句に続けてフルパスで記述します。 |
| 関連項目:初期化パラメータ |
| デフォルト以外のサーバ・パラメータ・ファイルを使用してインスタンスを起動する |
SPFILE = /u01/oracle/dbs/test_spfile.ora |
| ┗ |
手順1 デフォルト以外のサーバ・パラメータ・ファイルの場所のみを1行だけ記述したテキスト形式の初期化パラメータ・ファイルを作成します。 |
STARTUP PFILE = /u01/oracle/dbs/init.ora |
| ┗ |
手順2 この初期化パラメータ・ファイルをSTARTUPコマンドのPFILE句に指定して、インスタンスを起動します。 |
| 関連項目:初期化パラメータ |
| インスタンスにデータベースをマウントする |
ALTER DATABASE MOUNT; |
| ┗ |
ALTER DATABASE文でMOUNT句を指定すると、起動しているインスタンスにデータベースをマウントし、オープンしない状態に移行できます。 |
| 関連項目:インスタンスを起動するが、データベースをマウントしない |
| クローズしているデータベースをオープンする |
ALTER DATABASE OPEN; |
| ┗ |
ALTER DATABASE文でOPEN句を指定すると、インスタンスが起動してデータベースがマウントされている状態から、データベースをオープンした状態に移行できます。 |
| 関連項目:インスタンスを起動し、データベースをマウントするが、オープンしない |
| 制限モードを解除する |
ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION; |
| ┗ |
制限モードで起動したインスタンスのRESTRICTED SESSION機能を無効にするには、ALTER
SYSTEM文でDISABLE RESTRICTED SESSION句を使用します。 |
| 関連項目:起動時にインスタンスへのアクセスを制限する |
| オープンしているデータベースへのアクセスを制限する |
ALTER SYSTEM ENABLE RESTRICTED SESSION; |
| ┗ |
オープンしているデータベースのインスタンスを制限モードに移行には、ALTER
SYSTEM文でENABLE RESTRICTED SESSION句を使用します。 |
| 関連項目:制限モードを解除する 起動時にインスタンスへのアクセスを制限する |
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