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PostgreSQL導入から接続まで
北川 俊広
2008/6/10
本連載では、さまざまな分野で幅広く利用されているオープンソースのデータベースソフトウェアPostgreSQLについて解説していきます。第1回目の本稿では、前提環境を構築するためにPostgreSQLをLinuxにインストールします。今後は、特に運用面やチューニングに重点をおいて話を進めていく予定です。PostgreSQLの概要については、「PostgreSQLで作るLinuxデータベース」を参照ください。
今回は本連載で解説するPostgreSQL運用のための前提環境を構築します。すでに実運用でPostgreSQLを使っている方は、基本のおさらいとしてご一読ください。
>>> 本連載の前提環境
データベース:PostgreSQL 8.3.1OS:CentOS 5(Linux kernel 2.6 ) HDD:73.4GBytes/15,000rpm/SAS 16MBytes RAM:PC2-5300 8GBytes |
本連載で運用方法やチューニングの学習をしてみたいという方は、本稿を参考に環境を設定し、次回以降の連載を読み進めると理解しやすいでしょう。運用方法およびチューニング方法の詳細は次回以降で解説していきます。なお、本連載での前提環境は右リストの通りです。以降、連載中のパフォーマンス検証などはこの環境での値となります。
■PostgreSQLのインストール
PostgreSQLは、Windows、Linux、FreeBSD、Mac OS X、商用UNIXなどさまざまなOSで動作します。本稿では、LinuxにおけるPostgreSQLのインストール方法を説明します。
LinuxにPostgreSQLをインストールする場合、OSのパッケージ管理システムを利用してインストールする方法と、ソースコードをコンパイルしてインストールする方法の2通りあります。
今回は、ソースコードをコンパイルしてインストールする方法を説明します。
そのため、Linux導入時に、一緒に導入するパッケージを選択できる場合は、開発ツールのパッケージを選択し、PostgreSQLのパッケージを導入せずにインストールすることをお勧めします。そうしておくと、本稿で紹介するPostgreSQLの導入をスムーズに進めることができます。
postgresユーザーの作成
PostgreSQLは、セキュリティ上の理由からサーバプロセスをrootユーザーで起動できない仕様になっています。運用は、rootユーザーではなく専用の一般ユーザーで行います。そのため、インストール前にPostgreSQLを運用するユーザーをOSに追加しておきます。
ユーザー名は何でも構いませんが、慣習的にpostgresというユーザー名を使用します。OSにpostgresユーザーを追加するには、rootユーザーでuseraddコマンドを実行します。
すでにpostgresユーザーが存在する場合は、そのまま利用して問題ありません。
| [root]# useradd postgres |
併せて、パスワードも設定しておくとユーザー変更がしやすくなります。パスワードは、passwdコマンドで設定します。
| [root]# passwd postgres |
ソースコードの入手と展開
PostgreSQLのソースコードは、さまざまなサイトから入手できますが、今回は開発元からダウンロードすることにします。執筆時の最新版は次のURLのページからダウンロードできます。
・ PostgreSQL 8.3.1のダウンロードページ
http://www.postgresql.org/ftp/source/v8.3.1/
上記のWebページからpostgresql-8.3.1.tar.bz2をダウンロードし、展開します。ここでは、/usr/local/srcにダウンロードしたものと仮定して説明します。
― 展開先ディレクトリの作成
まず、ソースコードのアーカイブを展開するディレクトリとインストール先のディレクトリを作成し、各ディレクトリの所有者をpostgresユーザーに変更します。この作業は、PostgreSQLをpostgresユーザーでインストールするための準備です。
| [root]# mkdir /usr/local/src/postgresql-8.3.1 [root]# mkdir /usr/local/pgsql [root]# chown postgres /usr/local/src/postgresql-8.3.1 [root]# chown postgres /usr/local/pgsql |
― アーカイブの展開
次に、postgresユーザーになってソースコードのアーカイブを展開します。
| [root]# su - postgres [postgres]$ cd /usr/local/src [postgres]$ tar jxvf postgresql-8.3.1.tar.bz2 |
アーカイブファイルからのインストール手順は次ページで解説します。
| 1/3 |
| Index | |
| 使えば分かるPostgreSQL運用&チューニング(1) PostgreSQL導入から接続まで |
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| Page
1 ・PostgreSQLのインストール - postgresユーザーの作成 - ソースコードの入手と展開 |
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| Page 2 ・インストール ・環境変数の設定 - データベースクラスタの初期化 - サーバプロセスの起動と停止 |
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| Page 3 ・データベースに接続する - ユーザーの作成 - psqlでデータベースに接続 |
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