書籍転載

Windows Azureエンタープライズアプリケーション開発技法

日本マイクロソフト株式会社 コンサルティングサービス統括本部
  赤間 信幸


 本コーナーは、日経BP社発行の書籍『Windows Azureエンタープライズアプリケーション開発技法』の中から、特にInsider.NET読者に有用だと考えられる章や個所をInsider.NET編集部が選び、同社の許可を得て転載したものです。

 『Windows Azureエンタープライズアプリケーション開発技法』の詳細は日経BP社のサイトをご覧ください。

第1章 クラウドコンピューティング概要

  1.1 クラウドコンピューティング基礎
   1.1.1 クラウドコンピューティングとは何か
   1.1.2 クラウドコンピューティングの基本技術と特性
  1.2 マイクロソフトのクラウドコンピューティングの全体像
   1.2.1 マイクロソフト製品とサービスの分類
   1.2.2 インフラによる利用形態の分類
  1.3 クラウドコンピューティング時代のビジネスチャンス
   1.3.1 エンドユーザー企業の場合
   1.3.2 データセンター事業者の場合
   1.3.3 独立系ソフトウェアベンダーの場合
   1.3.4 システムインテグレーターの場合
  1.4 クラウドに適したシステム領域
   1.4.1 ポートフォリオ分析の考え方
   1.4.2 PaaS上での構築に適したシステム領域
  1.5 メガクラウドベンダーの動向
   1.5.1 メガクラウドベンダーがPaaSを指向する理由
  1.6 まとめ


第2章 Windows Azureプラットフォーム概要

  2.1 Windows Azureプラットフォームとは何か
  2.2 Windows Azureプラットフォームの特徴
   2.2.1 幅の広い開発言語の選択
   2.2.2 柔軟なシステム構成
   2.2.3 オンプレミスとの高い親和性
   2.2.4 高機能RDBMS
   2.2.5 パートナーアライアンス
  2.3 Windows Azureプラットフォームの主要構成要素
   2.3.1 Windows Azureコンピュートサービス(2011/11/28)
   2.3.2 SQL Azureデータベースサービス(2011/11/28)
   2.3.3 Windows Azureストレージサービス(2011/12/12)
   2.3.4 Windows Azure AppFabric(2011/12/12)
   2.3.5 Windows Azure Virtual Network(2011/12/26)
   2.3.6 Windows Azure Traffic Manager(2011/12/26)
   2.3.7 フェデレーション認証(2011/12/26)
  2.4 Windows Azureプラットフォームの課金体系とその特徴
   2.4.1 課金方式の分類
   2.4.2 課金対象となるもの
   2.4.3 トラフィック課金の特徴
   2.4.4 サービス課金の特徴
   2.4.5 おおまかな課金額の計算方法
  2.5 まとめ


第3章 クラウドとオンプレミスの考え方の違い

  3.1 セキュリティ
   3.1.1 考え方
   3.1.2 ルールやポリシーの適合性
   3.1.3 技術的なセキュリティ確保
  3.2 性能保証
   3.2.1 応答時間保証の難しさ
   3.2.2 応答時間とスループットについて
   3.2.3 クラウドコンピューティングにおける専有型サービス
   3.2.4 ネットワーク帯域に関する注意点
  3.3 超高可用性
   3.3.1 可用性とダウンタイムの関係
   3.3.2 クラウドにおける可用性に関するSLA
   3.3.3 3種類の「可用性」
   3.3.4 可用性に関して調査・検討すべき項目
   3.3.5 クラウドサービスのSLAを受け入れられない場合
   3.3.6 高可用化対策としての拠点間フェールオーバー
  3.4 運用監視と障害対応
   3.4.1 PaaS における運用監視の考え方
   3.4.2 アプリケーションの運用監視とは何か
   3.4.3 アプリケーションの運用管理の4つのタスク
   3.4.4 実際のPaaS型アプリケーションの運用管理について
   3.4.5 障害対応時の切り分けの考え方と基本的な対応方針
   3.4.6 障害対応に関する注意点
   3.4.7 利用可能な代表的なサポートについて
  3.5 ストレージ設計
   3.5.1 クラウドにおける2種類のストレージシステムとその使い分け
   3.5.2 超巨大データベースの取り扱い方
   3.5.3 Windwos Azureにおけるストレージの上手な使い分け方
  3.6 マルチテナントアーキテクチャ(2012/01/10)
   3.6.1 パッケージ製品のクラウド化における課題
   3.6.2 マルチテナントアーキテクチャを採用する際の課題
   3.6.3 単一データベース共通スキーマ方式
  3.7 オンプレミス/クラウド連携
   3.7.1 4種類のオンプレミス/クラウド連携
   3.7.2 設計・実装時の考慮ポイント
  3.8 PaaS サービスモデル(2012/01/23)
   3.8.1 サービスモデルのメリットとデメリット
   3.8.2 既存アプリケーションの移行要件がある場合
   3.8.3 クラウド化ロードマップの必要性
  3.9 まとめ


第4章 Azure上でのアプリケーション開発概要

  4.1 開発用マシンのセットアップ
  4.2 ローカルコンピューター上でのアプリケーション開発
   4.2.1 ASP.NET開発用Webサーバーを利用した開発
   4.2.2 Azureコンピュートエミュレータ上への移植
  4.3 Windows Azure環境の準備
   4.3.1 サブスクリプションの購入
   4.3.2 Windows Azureコンピュートサービスの準備
   4.3.3 SQL Azureデータベースサービスの準備
  4.4 Windows Azure環境へのアップロード
   4.4.1 SQL Azure Migration Wizardによるデータベースの移行
   4.4.2 構成設定値の書き換え
   4.4.3 パッケージファイルの作成とステージング環境へのアップロード
   4.4.4 仮想IPスワップによるプロダクション環境への展開
   4.4.5 アプリケーションの削除
  4.5 Windows Azure利用に関するTips & Tricks
   4.5.1 リモートデスクトップの利用
   4.5.2 Visual Studio 2010からのアプリケーション配置
   4.5.3 Web Deploy for Windows Azureによる高速なアプリケーション配置
   4.5.4 WAD(Windows Azure Diagnostics
  4.6 まとめ


本書のまとめ

 



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