.NET TIPS

Visual Basic 2005で独自のMainメソッドを使用するには?[2.0のみ、VB]

デジタルアドバンテージ 遠藤 孝信
2006/11/10

 Visual Basic .NET(Visual Studio .NETのVB)のWindowsアプリケーション作成では、「TIPS:VB.NETでアプリケーション起動時に実行されるフォームを変更するには?」で解説しているように、プロジェクトのプロパティを開き、[スタートアップの設定]で「Sub Main」を選択することにより、独自に追加したMainメソッドからアプリケーションの実行を開始できた。

 しかしVisual Basic 2005(Visual Studio 2005のVB)では、同等な設定項目としてプロジェクトのプロパティに[スタートアップ フォーム]が用意されているものの、次の図のようにデフォルトではここに「Sub Main」の項目が含まれていない。


Visual Basic 2005でのプロジェクトのプロパティ
デフォルトではMainメソッドをWindowsアプリケーションの開始ポイントに設定できない。

 Visual Basic 2005でMainメソッドを追加し、そこからアプリケーションを実行させたい場合には、そのすぐ下にある[アプリケーション フレームワークを有効にする]チェックボックスをオフにする必要がある。これをオフにすると、ドロップダウン項目として「Sub Main」が現れるのでこれを選択できる。


[アプリケーション フレームワークを有効にする]をオフにした場合
「Sub Main」が選択できるようになる。Mainメソッドは自動生成されないため、独自のMainメソッドを追加することができる。

 ちなみに、ここでいうアプリケーション・フレームワークとは、Visual Basic 2005特有の便利な機能群を提供するための仕組みであり、その具体的な機能は、さらに下にある「Windowsアプリケーション フレームワーク プロパティ」内の各項目で設定できる。

 Visual Basic 2005のWindowsアプリケーションでは、これらのアプリケーション・フレームワークの機能を動作させるために必要なコードをMainメソッドで呼び出す必要があるため、Visual StudioはMainメソッドを自動生成しなければならない。アプリケーション・フレームワークを有効にしていると独自のMainメソッドが追加できないのはこのためだ。End of Article

利用可能バージョン:.NET Framework 2.0のみ
カテゴリ:Visual Studio 2005 処理対象:プロジェクト
使用キーワード:Mainメソッド
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