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WAVEサウンド(.wavファイル)を再生するには?[2.0のみ、C#、VB]

デジタルアドバンテージ 一色 政彦
2007/08/09

 Windowsでは、標準のサウンド・ファイル形式として「WAVE」を採用しており、そのWAVE形式ファイル(以降、.wavファイル)のサウンドがWindowsシステムの起動音や操作音などに使われている(Windows XPの場合だと、Windowsシステムで使われる実際の.wavファイルは「C:\WINDOWS\Media」フォルダに格納されている。Windowsシステムで使うサウンドは、コントロール・パネルの[サウンドとオーディオ デバイス]で表示されるダイアログの[サウンド]タブ内で設定・変更できる)。

 このような.wavファイルを簡単に再生する機能が、.NET Framework 2.0で追加されている。具体的にはSoundPlayerクラス(System.Media名前空間)である。本稿では、このSoundPlayerクラスを使って、同期的に.wavファイルを再生する(=再生し終えるまで次の処理に進めない)方法を紹介する。

同期呼び出しで.wavファイルを再生するには?

 同期呼び出しで.wavファイルを再生するには、SoundPlayerオブジェクトのPlaySyncメソッドを呼び出せばよい。SoundPlayerオブジェクトを作成するには、コンストラクタに.wavファイルのパスを指定してインスタンス化する。

 次のコードは、PlaySyncメソッドを使って.wavファイルを再生するサンプルのコンソール・アプリケーションだ。

using System;
using System.Media;

class Program
{
  static void Main()
  {
    string path = @"C:\WINDOWS\Media\tada.wav";
    SoundPlayer wavePlayer = new SoundPlayer(path);
    wavePlayer.PlaySync();
    Console.WriteLine("再生完了");
  }
}
Imports System
Imports System.Media

Module Module1

  Sub Main()
    Dim path As String = "C:\WINDOWS\Media\tada.wav"
    Dim wavePlayer As New SoundPlayer(path)
    wavePlayer.PlaySync()
    Console.WriteLine("再生完了")
  End Sub

End Module
.wavファイルを再生するコンソール・アプリケションのプログラム・コード(上:C#、下:VB)

 このプログラムを実行すると、「ジャジャーン」というサウンドが再生され、その後に「再生完了」のメッセージが表示される。このようにPlaySyncメソッドでは、再生が完了するまでコードの実行は先に進まない。

 SoundPlayerクラスにはPlaySync以外にもメソッドが提供されており、非同期で呼び出してほかの処理の実行中にそのバックグラウンドで.wavファイルを再生したり(非同期的な再生)、同じく非同期で反復再生(=ループ再生)したりすることもできる。これについては後日あらためて紹介する。End of Article

利用可能バージョン:.NET Framework 2.0のみ
カテゴリ:クラス・ライブラリ 処理対象:サウンド
使用ライブラリ:SoundPlayerクラス(System.Media名前空間)

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