これには、Microsoft TechNet内のWindows SysInternalsで提供されている「DebugView for Windows」(Dbgview.exe)を利用する。上記のソース・コードをビルドした後、単独で実行する場合でも、事前にこのツールを実行しておけばトレース・メッセージを見ることができる。
DebugView for Windowsの実行画面
Traceクラスにより出力したトレース・メッセージが表示されている。
別のマシンで実行中のアプリケーションのトレース
DebugView For Windowsは別のPC上で実行されたアプリケーションのトレース・メッセージを表示することも可能だ。この場合には、表示側のPCとネットワーク上のアプリケーションを実行する側のPCの両方でDebugView For Windowsを実行しておく必要がある。
まずアプリケーション実行側のPCで事前にDebugView For Windowsを「/C」オプションを付けて起動しておく。
一方、表示側のPCでもDebugView For Windowsを起動し、メニューから[Computer]−[Connect]を選択する。そしてアプリケーション実行側のPCのコンピュータ名もしくはIPアドレスを指定する。
コンピュータ名もしくはIPアドレスを指定するダイアログ
以上の設定後、アプリケーションを実行するとトレース・メッセージが表示側のDebugView For Windowsの画面に表示されるようになる。あまり大量にメッセージを出力してしまうと実行効率的に問題となるかもしれないが、適宜Traceクラスによるメッセージ出力を行うことで、トラブルが発生した場合に簡単にアプリケーションのトレース・メッセージ出力を回収できる。