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.NET TIPS Visual Studioでコンソール・アプリケーション実行時にコマンド・プロンプトを閉じないようにするには？ デジタルアドバンテージ　遠藤 孝信 2008/09/04

　Visual Studioでコンソール・アプリケーション（コマンド・プロンプトが開いて実行されるアプリケーション）を、［F5］キーを押すなどしてデバッグ実行すると、プログラムの終了とともにコマンド・プロンプトが閉じてしまうため、プログラムの画面出力を確認しづらいことが多い。

　これを回避するために、コードの最後の行にブレイクポイントを設定して、そこで実行が中断されるようにする、プログラムの最後に「Console.ReadLine()」を記述し、何らかのキーが押されるまで待つ、といったことがよく行われている。

　しかし、画面出力を確認するのが目的であれば、“デバッグなし”で実行を行えばよい。これには、［Ctrl］＋［F5］キーを押すか、メニューの［デバッグ］−［デバッグなしで開始］を選択する。

　このようにしてプログラムを実行した場合には、プログラムが終了してもコマンド・プロンプトが閉じられず、次のように「続行するには何かキーを押してください」というメッセージが表示された状態で停止する。

コンソール・アプリケーションを「デバッグなしで開始」した場合の画面

　メッセージにあるとおり、適当なキーを押せば、このコマンド・プロンプトは閉じる。

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