.NET TIPS

既存のMy機能のオブジェクトを拡張するには?[VS 2008、VB]

デジタルアドバンテージ 一色 政彦
2008/12/25

 My機能はVisual Basic 2005で導入された機能だが、Visual Basic 2008では特にMy機能の拡張機能(プロジェクトのプロパティなど)が強化されている。本TIPSでは、「TIPS:My機能を拡張して独自の機能を追加するには?」に引き続き、既存のMy機能のオブジェクトを拡張する方法を紹介する。なお、本稿で示す範囲の拡張方法はVisual Basic 2005でも利用可能である。

既存のMyオブジェクトに独自の機能を追加する方法

 既存のMy機能のオブジェクトとしては「My.Computer」「My.Application」「My.Settings」などがあるが(My機能の名前空間については「Visual Basic 2008のMy機能を使いこなそう」を参照)、これらの3つのオブジェクトは拡張して独自のプロパティを追加することが可能だ(ほかのオブジェクトはできないようだ)。

【独自の機能を追加できるMyオブジェクト】
・My.Computer
・My.Application
・My.Settings

 ここではそのサンプルとしてこの「My.Application」に「SayHello」というプロパティを追加してみよう。この場合、「My」が名前空間で、クラス名が「MyApplication」となるようなクラスを作成する必要がある(クラス名のプレフィックスとして「My」が付いていることに注意)。同様に、「My.Computer」を拡張する場合は「MyComputer」クラス、「My.Settings」は「MySettings」クラスとなる。なお、このクラスは部分クラスとして(つまりPartialキーワードで宣言して)作成する必要がある。

 以上の内容をコードで表現すると次のようになる。ここでは「My.Application.SayHello」プロパティを呼び出すと、“Hello My.Application !”という文字列を返すものとする。

Namespace My

  Partial Class MyApplication

    ReadOnly Property SayHello() As String
      Get
        Return "Hello My.Application !"
      End Get
    End Property

  End Class

End Namespace
My.Computer.SayHello.Helloプロパティの実装

 上記のコードでは「My.MyApplication.SayHello」というプロパティが実装されている。前述したとおり、MyApplicationクラスは部分クラス(Partial Class)として記述していることに注意してほしい。

 以上で既存のMyオブジェクトにプロパティを追加できた。実際に「My.Application.SayHello」というMy機能が、次の画面のようにIntelliSenseでも利用できる。

IntelliSenseに表示された独自のMy機能

 上記の例はプロパティだが、もちろんメソッドも同様に追加できる。End of Article

カテゴリ:Visual Basic 2008 処理対象:My機能

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