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[Silverlight 2]HTMLページ内のJavaScriptコードを実行するには?[C#、VB]

デジタルアドバンテージ 一色 政彦
2009/06/11

 SilverlightアプリケーションをHTMLページの一部として埋め込んでいる場合、そのHTMLページとやりとりを行いたい場面が出てくることが多い。例えば、Silverlightアプリケーション上でボタンが押されたときに、HTMLページ上の一部の表示を変えるような場合だ。

 このとき、HTMLページ上のコンテンツをSilverlightアプリケーションから書き換えることもできるが、JavaScriptコードの関数を呼び出すことによりコンテンツを書き換えることもできる。後者の利点は、Silverlight(=バイナリ)の外にHTMLコンテンツを書き換えるコード(=テキスト)があるので、ちょっとした修正などにも対応しやすいなど、コードがより扱いやすいことが挙げられる。

 次のSilverlightアプリケーション上のボタンをクリックすると、JavaScriptコードの関数を実行してアラートを表示する。

JavaScriptコードの関数を実行してアラート表示を行うSilverlightサンプル・アプリケーション

 このようにSilverlightアプリケーションからJavaScriptのコードを呼び出すには、まずはWebブラウザのWindowオブジェクトを取得する。このWindowオブジェクトは、Silverlight上ではHtmlWindowクラス(System.Windows.Browser名前空間)のオブジェクトとして表現され、HtmlPageクラス(System.Windows.Browser名前空間)の静的プロパティであるWindowプロパティにより取得できる。

 HtmlWindowオブジェクトにはJavaScriptコードとして記述された関数を呼び出すためのInvokeメソッドが用意されているので、次のようにして呼び出せばよい。

HtmlPage.Window.Invoke("globalJSMethod", "ここに引数");
HtmlPage.Window.Invoke("globalJSMethod", "ここに引数")
JavaScript関数を呼び出すサンプル・コード(上:C#、下:VB)

 なお、JavaScript側のコードは、例えば次のように記述する。

<script type="text/javascript">
function globalJSMethod(msg) {
  alert("JavaScript関数(" + msg + ")が呼び出されました。");
}
</script>
アラート表示を行うJavaScript関数のコード

 上のサンプルを見ると分かるが、JavaScriptで記述した関数の名前(この例では「globalJSMethod」)を第1引数として指定し、第2引数以降に続けてその関数に渡す引数群を指定すればよい(引数がない場合は指定しなくてよい。複数の引数があれば複数指定できる)。

 JavaScript関数は、HTMLページ内に記述していてもよいし、外部.jsファイルとして(<script type="text/javascript" src="<.jsファイル>">のようなタグで)HTMLページ内に読み込んでもよい。End of Article

カテゴリ:Silverlight 2 処理対象:ブラウザ
使用ライブラリ:HtmlWindowクラス(System.Windows.Browser名前空間)
使用ライブラリ:HtmlPageクラス(System.Windows.Browser名前空間)

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