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連載:〜ScottGu氏のブログより〜

Microsoft Webプラットフォーム・インストーラ

Scott Guthrie 著/Chica
2009/06/05

 本記事は、Microsoftの本社副社長であり、ASP.NETやSilverlightなどの開発チームを率いるScott Guthrie氏のブログを翻訳したものです。氏の許可を得て転載しています。
【元記事】 Microsoft Web Platform Installer (2009/06/02)

 今年新しくリリースされた素晴らしいものの1つに、小さなダウンロード・マネージャ「Microsoft Webプラットフォーム・インストーラ」があります。これを使えば、WebサーバやWeb開発スタックのインストールおよび構成を非常に簡単に行うことができます。これは無償ツールで、www.microsoft.com/webサイトからダウンロードできます(インストーラへの直リンクはこちらです。2.0のバージョンを選択してください)。これは、Windows XP、Vista、Windows 7、Windows Server 2003、Windows Server 2008で動作します。

 このWebプラットフォーム・インストーラは、Windows上でWebサイトやアプリケーションを開発および展開するのに必要なすべてのソフトを簡単にインストールおよびカスタマイズできる方法を提供します。このツールは、現在インストールされているシステムを自動的に分析して、追加する必要のあるコンポーネントを簡単に選択できるようにし、その後インストール・ボタンをクリックすれば、すべてを一括して自動的にインストールします(1つ1つ自分で手動インストールしなくて済みます)。


図1

 例えば、マシンにインストールされた個々のIIS Webサーバ・モジュールをカスタマイズするには、上記の“Web Server”セクションをクリックします。これには、Windowsで出荷されているビルトインのIISモジュール(ディレクトリ参照モジュールなど)および、別ダウンロードする追加モジュールの両方が含まれています。以下では、Application Request RoutingとURL Rewriteの2つのモジュールがインストールされるように選択しています。


図2

 URL Rewriteモジュールは無償のMicrosoftモジュールで、サイトで独自のURLを公開でき、検索エンジン最適化(SEO)が可能になります。SEOルールの強化(大文字小文字の統一、キーワードの埋め込みなど)や、外部的な観点から見たサイトの外観のカスタマイズが可能です(管理ツールは正規表現によるルールを記述するためのガイドも行います)。


図3

 Application Request Routingは無償のMicrosoftモジュールで、フォワード・プロキシ・スタイルのシナリオをサポートし、複数のWebサーバに渡る要求の動的なロード・バランシングを可能にします(スケールアウトや、DMZファイアウォールの背後にマシンを移動するようなシナリオ、切断なしで保守のためのファームからのマシンの出し入れなどが可能になります。)

 URL RewriteやApplication Request Routing以外にも選択できるWebサーバ・モジュールは数多くあり、WebDAV、Secure FTP、自動展開、データベースのリモート管理などが、ホスト時のシナリオやメディア・サーバによるストリーミング時のシナリオに対し、IISの管理ツールから可能になります。ASP.NET MVC、.NET 3.5 SP1、SQL Express、関連するSQL管理ツール、Visual Web Developer 2008 Expressなど、追加フレームワークをインストールすることもできます。

Windows Webアプリケーション・ギャラリー

 Webプラットフォーム・インストーラは、現在オンライン中の新しいWindows Webアプリケーション・ギャラリーとも統合します。

 このギャラリーにより、既存のWebアプリケーションを簡単にサーバにインストールできます。ギャラリーには人気のあるさまざまな.NETオープンソース・アプリケーション(DotNetNuke、ScrewTurn Wiki、Umbraco CMSなど)および、PHPオープンソース・アプリケーション(WordPress、Drupalを含む)が含まれています。またそれらは、Webプラットフォーム・インストーラを使っても検索およびインストールできます(“Web Applications”タブをクリックして、インストールしたいアプリケーションをチェックするだけです)。


図4

 アプリケーションのダウンロード以外に、Webプラットフォーム・インストーラは、新しいサイトやアプリケーション・ルートの作成、サイト設定の適切な構成、オプションでデータベースのインストールなども行います。

まとめ

 まだWebプラットフォーム・インストーラをダウンロードしていないのであれば、一度試してみることをお勧めします。サーバの稼働状態を保つための構成が非常に簡単になること、Windows Webサーバ・スタックのさまざまなコンポーネントの検索やインストール、そしてその上で使用するアプリケーションの検索やインストールが非常に簡単になることがお分かりいただけると思います。今後この方法で、さらに多くの機能を出荷していく予定です。

 Webプラットフォーム・インストーラ2.0ベータ版は本日(2009年6月2日)からダウンロードして使用可能です。この最終リリースは今夏に出荷する予定です。

 Hope this helps,

 ScottEnd of Article

   
 
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