連載

改訂版 プロフェッショナルVB.NETプログラミング

―― VB 6プログラマーに贈るVisual Basic .NET講座 ――

本連載は、(株)技術評論社が発行する書籍『VB6プログラマーのための入門Visual Basic .NET独習講座』から許可を得て転載しています。以前の連載を全面的に加筆・修正および再構成した改訂版です。
Introduction Visual Basic .NETへの飛躍 (2004/01/28)

大きな変化を伴うバージョンアップ
開発環境の比較
言語仕様の変化
実行環境の変化
.NET Frameworkより得るもの

PartT 変更された機能
Chapter 01 基本構文の変化 (2004/02/19)

型文字と新しいデータ型
整数リテラルと浮動小数点リテラル
文字リテラル
日付リテラルについての注意点
変数の宣言をカンマ区切りで続けた場合の相違
変数のスコープ
引数の値渡し(ByVal)と参照渡し(ByRef)のデフォルト
プロパティの参照渡し
可変長引数の参照と値
省略可能な引数
Nothingの振る舞いの変更
行番号使用時のコロン(:)記号 

Chapter 02 データ型の変化 (2004/03/04)

プリミティブ型のエイリアス
VariantとObject
新しい整数型と整数型が表現できる数値範囲の拡大
通貨、日付、構造体の変化
配列添え字の下限
配列のサイズ変更
変数の初期化
配列の初期化
配列の次元数の変更
配列を作成する様々な方法
配列の共変性
固定長文字列
構造体宣言
値型と参照型のパフォーマンスの相違
値型と参照型の振る舞いの相違
日付と時刻の変更
日付時刻の書式化
列挙型とその値
文字列代入によるメモリ消費量の違い
デフォルトのデータ型

Chapter 03 ステートメントの変化 (2004/03/17)

WendをEnd Whileに書き換える
プロシージャ脱出とReturnステートメント
関数の戻り値とReturnステートメント
読み取り専用変数
複合代入ステートメント
Staticの付いたプロシージャ
ランダム・ファイルとVBFixedString属性
ステートメントを用いたテキスト・ファイルの入出力
ファイル・システム・オブジェクトを用いたテキスト・ファイルの入出力
参照を使ったファイル・システム・オブジェクトの利用
.NET Frameworkクラス・ライブラリを用いたテキスト・ファイルの入出力
エンコーディング名を指定したテキスト・ファイルの入出力
シフトJISとUTF-8の相違
UTF-8によるファイル出力時の文字列サイズの変化
テキスト・ファイルの書き込み位置
さまざまなファイル入出力手段の中でどれを選ぶべきか
Debug.Assertメソッドの移行
TraceクラスとDebugクラスの相違
条件式抜きで必ず停止させるFailメソッド
マルチスレッドを同期するSyncLockステートメント
古い制御構造On…GoToとOn…GoSub

Chapter 04 演算子と関数の変化 (2004/04/01)

関数がクラスライブラリ利用に変わる
B系とW系の文字列関数
Eqv演算子とImp演算子
AndAlso演算子とOrElse演算子
名前に$が付く文字列関連関数と付かない関数

Chapter 05 オブジェクト関連の変化 (2004/04/15)

オブジェクト生成と解放のタイミングの違い
オーバーロード
コンストラクタへの引数
インターフェイス機能の変更点
プロパティ構文の変更
インスタンスを作成せずに呼び出せるメソッド
共有コンストラクタ
既定のプロパティ
引数を持つ既定のプロパティ
Disposeパターン
Instancingプロパティの変更

PartU 追加された機能

Chapter 06 名前空間 (2004/04/29)

名前空間の効能
暗黙の名前空間名
デフォルトの名前空間を指定するImportsステートメント
別名を定義するImportsステートメント
ピリオドで区切られた名前とImportsステートメント
C#で記述されたクラス・ライブラリと混在したときの名前空間名の注意
Namespace宣言を用いずに記述されたクラスが属する名前空間

Chapter 07 Windowsアプリケーションの構造 (2004/05/13)

単純なWindowsアプリケーション
フォーム・デザイナによって生成されたコード
プロパティ値の設定により変化するコード
ボタンの配置により生成されるコード

Chapter 08 クラス・ライブラリ (2004/05/27)

なぜクラス・ライブラリなのか
クラス・ライブラリを使ってみる
名前空間とアセンブリの関係
Importsステートメントによる短縮表記
Importsステートメントを記述せずに参照できる名前空間
ソリューション・エクスプローラに表示される参照設定の意味
クラス・ライブラリに含まれる様々な名前空間

Chapter 09 例外処理 (2004/06/10)

On Error Gotoを使用した非構造化例外処理
Try〜Catchを使用した構造化例外処理
構造化例外処理と非構造化例外処理の混用
On Error Resume Next
複数のエラーを扱う
例外情報の活用
ネストした例外処理
例外の再発生
プログラムにより明示的に例外を発生させる
例外の自作
InnerExceptionについて
構造化例外処理の確実な終了処理
Finallyブロックの確実性
深い階層からの例外とFinallyブロック

Chapter 10 継承とポリモーフィズム (2004/06/24)

Inheritsステートメントによる継承機能
クラス内で継承元クラスのメソッドを呼ぶ
Windows FormにおけるInheritsステートメントの効果
継承時にメソッドの動作を入れ替える
Overriesキーワードを使って継承時にメソッドの動作を入れ替える
中身のないメソッドに対し、継承により中身を入れる
Protectedアクセス
継承を禁止するNotInheritableキーワード
ポリモーフィズム
●異なる機能と共通の呼び出し方法
●ソース・コードの弱点を分析
●ポリモーフィズムを用いた書き換え
クラス・ライブラリに見るポリモーフィズムの実例 その1
クラス・ライブラリに見るポリモーフィズムの実例 その2

Chapter 11 デリゲート (2004/07/22)

デリゲートとは何か
2つの異なるメソッドに委譲する
共有メソッドへの委譲
デリゲートはインスタンスを選ぶ
戻り値と引数が合えば委譲できる
継承でも実現できるか?
デリゲートをオブジェクトとして使う
Privateキーワードの付いたメソッドへの委譲
移譲先を複数持たせる
委譲先リストの変更
デリゲート型の同一性

Chapter 12 イベント (2004/08/05)

イベントを処理する
複数のイベント・ハンドラ
複数のイベントを1つのイベント・ハンドラで処理する
イベントの発生源を識別する
イベントの付加情報を得る
自家製のイベント

Chapter 13 オプション機能 (2004/08/19)

オプション機能による動作の変化
プロジェクトのプロパティによるオプション機能の設定
オプション機能の適用範囲
Option Explicit
Option Strict
Option Compare
整数のオーバーフロー・チェック
これらのオプションをどう選択するか

Chapter 14 属性 (2004/09/02)

属性とは何か?
固定長配列を指定するVBFixedArrayAttribute属性
オブジェクトのシリアライズ
属性の名前のバリエーション
Declare文の引数型を変換するMarshalAs属性
条件付きメソッド
属性を自作する
クラスに付く属性
複数の属性を持たせる
名前付き引数
Webサービスで使われる属性の概要

Chapter 15 コンソールアプリケーション (2004/09/23)

コンソール・アプリケーションとは何か?
VB.NETで作成するコンソール・アプリケーション
コマンドライン引数
コンソール・アプリケーションと入出力
リダイレクトを活用する
パイプの活用
バッチの活用
スケジュールして無人実行
プロセスの終了コード

Chapter 16 プリプロセッサ (2004/10/07)

条件付きコンパイル
条件付き定数
領域ディレクティブ

PartV Visual Basic .NET 2003で拡張された機能 (2004/10/07)

ループ内でのループ変数の宣言
シフト演算子
New キーワードで引数を指定しない場合の括弧

本連載で掲載しているサンプル・コードについて

 本連載で掲載しているサンプル・コードは、本文での解説に必要なポイントのみを抜粋しています。

■Visual Basic 6.0のコード
 Visual Basic 6.0の場合は、標準EXEのプロジェクトを新しいプロジェクトとして作成した状態で[コード]ウィンドウに書き込む内容のみを掲載しています。実行結果はDebug.Print文を用いてIDEの[イミディエイト]ウィンドウに出力するようにしています。

■Visual Basic .NETのコード
 Visual Basic .NETの場合は、新しいプロジェクトをWindowsアプリケーションのテンプレートで作成してLoadイベントにサンプル・コードを書き込んだ状態を想定しています。Loadイベント以外に書き込むコードがある場合は、[コード]ウィンドウに表示されるコードを、領域ディレクティブ(#Region)により折りたたまれて表示されない部分を除いてすべて掲載しています。なお、サンプル・コードは、Trace.WriteメソッドやTrace.WriteLineメソッドによりVisual Studio .NETの[出力]ウィンドウに出力することを前提としています。

■サンプル・プログラムのダウンロード
 筆者である川俣氏の運営するWebサイトにて、本連載で使用しているサンプル・プログラムをダウンロードすることができます。

書籍『VB6プログラマーのための入門Visual Basic .NET独習講座』のサポートページ

 

 



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