| TOC──全体最適による |
| 業務改革戦略ガイド |
| 第3回 | TOC導入のポイント |
竹之内 隆
| 各担当者へのアドバイス |
- - PR -
ここで企業組織内の工場生産関連部門/物流部門/営業・マーケティング部門/情報システム(SE)の方々にアドバイスを提供して筆をおきたいと思う。
まずはすべての方々に共通していえることだが、「プロジェクト・マネジメント」および“SCM”に関する教育や参考文献やミーティングを通じて、他部門との相乗効果を上げていく創造活動を効率よく確実に推進するすべを身に付けてほしい。SCMについてはソフトウェアの持つ機能についても、各ベンダーの協力を得て正しく把握しよう。
また、SCMは製造・販売・物流と異なるバックボーンを持つ組織が協働するので、第三者の中立的な参画も有効な推進方法といえる。コンサルタントを有効活用しよう。
■工場の生産関連部門の方々へのアドバイス
|
[1] |
プロジェクト目的を真摯に理解すること。 |
|
|
| [2] | SCMソフトの機能を実機ベースで確認し、自社の供給プロセスにおける適用可能性を評価すること。 |
|
|
| [3] | JIT適用を中途半端にせずに徹底的に実践すること。 |
|
■物流部門の方々へのアドバイス
| [1] | 単純な保管・配送効率の見直しではなく、ビジネスモデルを再考する観点が必要である。 |
|
■営業・マーケティング部門の方々へのアドバイス
| [1] | 一般に販売計画の精度を議論されることが苦痛を伴うので営業部門の方々は、SCMには他部門の努力を要求し、情報部門は現状維持を主張しがちである。特に海外REP(代理店)の在庫動向をシステムの不備で把握できないという発言が散見されるが、手段はFAXであれ何であれ、まずは在庫動向と販売情報を把握することに注力してほしい。 |
■情報システム(SE)担当の方々へのアドバイス
| [1] | 高機能のSCMソフトを見ると万能に思えるが、導入に関してはビジネスモデルの再考からであることを再認識してほしい。 |
|
|
| [2] | システムインターフェイスおよびSCMの基礎データの蓄積(DBの整備)が前提である。 |
|
◇
手前みそではあるがシーアイエスのホームページではITに関する基礎を解説している。またSCM、TOCの事例も掲載している。ご一読願いたい。参考文献は以下を参照されたい。
|
|
|
書籍紹介枠にある
ボタンをクリックすると、オンライン書店で、その書籍を注文することができます。詳しくはクリックして表示されるページをご覧ください。
| Profile |
竹之内 隆(たけのうち たかし)シーアイエス株式会社 取締役。日本の製造業、総合商社でサプライチェーンマネジメントおよびERP(統合業務情報システム)の構築を軸としたコンサルティングに実績がある。立石電機、産能大学経営コンサルティングセンター研究員、日本総研 上席主任研究員を経て、1999年から現職。 1997年4月から1999年3月まで経営情報学会「変わりつづける組織分科会」研究部会長を務める。APICS:American Production and Inventory Control Society(アメリカ生産管理・在庫管理学会)の正会員。オペレーションズリサーチ学会、スケジューリング学会会員。 著書に「TOC戦略マネジメント」(能率協会マネジメントセンター 1999年4月)、「TOCハンドブック」(日刊工業新聞社 2000年6月)などがある。 現在、シーアイエス(株)で「プロジェクト管理者養成コース」「サプライチェーンプランナー養成コース」「キャッシュフローマネジメントコース」の講師をも担当。当記事の内容は、「サプライチェーンプランナー養成コース」で学ぶことができる。 シーアイエス株式会社 エンドユーザーの経営改革を支援するためのIT戦略の立案から先端システムの開発・導入、さらに全社的なビジネスプロセスの改革まで、幅広いシステムコンサルティング事業を手がける。1988年の創業以来、IT戦略コンサルティングに加え、サプライチェーンやCRM(営業支援)を中心とする基幹ソリューションの提供、ならびにグループウェアを中心とするネットワーク製品群の自社開発を通じて、現在進行しつつある「IT革命」を顧客企業において先導してきた。また、IT教育分野においても、「Knowledge Transfer」の実現を理念に掲げ、専門のトレーニングセンター『Knowledge Academy』を持ち、IT技術者の育成やエンドユーザーの情報リテラシー教育など、多岐にわたる教育サービスを提供している。1999年、マイクロソフト社との包括的事業提携を行い、日本企業としては初めて米国マイクロソフトより20%相当の出資を受けた。 ホームページ:http://www.cis.co.jp/ |
|
|
| Index | |
| 第2回 制約を解決するCRMソフトと思考プロセス | |
| 「どこに焦点を当てるか?」に関する意思決定 | |
| 第3回 TOC導入のポイント | |
| スループット会計に根差す管理指標の適用 | |
ホワイトペーパー(TechTargetジャパン)
仕事の改善 新着記事
|
|
@IT情報マネジメント 新着記事
この記事に対するご意見をお寄せください managemail@atmarkit.co.jp
キャリアアップ
スポンサーからのお知らせ
- - PR -
イベントカレンダー
転職/派遣情報を探す
**先週の人気講座ランキング**
〜 Android編 〜
TechTargetジャパン
ソリューションFLASH




竹之内 隆(たけのうち たかし)