| Eclipse編 |
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「Java 5へのEclipse 3.2のインストールと日本語化を行う」で説明した手順によりEclipseをインストールした後に、より使いやすい日本語環境を構築するには、併せて、ホバーの日本語化をお勧めします。
なお、この手順を行う前に「Eclipse 3.2でJava 5版Javadocとライブラリを関連付ける」の手順を実行しておく必要があります。
本稿で用いるアーカイブファイル名は以下のとおりです。
| 内容 | アーカイブファイル名 | サイズ |
| MergeDoc for javadoc 1.5 | mergedoc.zip | 1.59Mbytes |
■ 「ホバー」とは何か?
「ホバー」とは、Eclipseのワークベンチ上で、Javaのクラス名や変数名などの上にカーソルを置いたときに、説明がバルーン状にポップアップ表示される機能です。
ホバーは、Javaソースファイル(src.zip)を用いているため、Eclipseにランゲージパックを加えただけでは、日本語化されません。そこで、Javaソースファイルと日本語APIドキュメントを併合して、日本語化されたJavaソースファイルを構築するのが、「MergeDoc」です。
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| 図1 英語のままのホバー |
■ Java 5版MergeDocのダウンロード
アーカイブファイルをSourceForge.jpのWebページ「SourceForge.jp Project Info - MergeDoc」からダウンロードします。
ブラウザにこのページが表示されたらページ下部にスクロールダウンし「MergeDoc for javadoc 1.5」の右側の「Download」をクリックします。
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| 図2 「SourceForge.jp Project Info - MergeDoc」ページ(2007/4現在) |
「SourceForge.jp Project File List」ページが表示されるので、「MergeDoc for javadoc 1.5」の「mergedoc.zip」をクリックします。
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| 図3 「SourceForge.jp Project File List」ページ(2007/4現在) |
「ファイルのミラーを選択してください」ページが表示されますので、ダウンロード元サーバを選びます。今回は「OSDN」(Open Source Development Network:東京)をクリックします。
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| 図4 「ファイルのミラーを選択してください」ページ(2007/4現在) |
ダウンロードを開始しますので、適当なディレクトリに保存します。
■ Java 5版MergeDocのインストール
まず、zip形式のアーカイブファイルを展開(解凍)し、適当なディレクトリに配置します。ここでは、「C:\Program Files\Java\mergedoc」に配置したとして、説明します。
Java 5のjavawコマンドを用いて「mergedoc.jar」を実行します。WindowsにJ2SE 5.0をインストールしてあれば、マイコンピュータやエクスプローラから「mergedoc.jar」をダブルクリックすることでjavawコマンドが呼び出されます。
実行できない場合は、コマンドプロンプトなどで「java -jar mergedoc.jar」を実行します。
[MergeDoc-設定]ウィンドウが表示されますので、APIドキュメントディレクトリ、入力および出力ソースアーカイブディレクトリを以下のように設定し、実行をクリックします。
| 項目名 | 設定内容 | 例 |
| APIドキュメントディレクトリ | インストールしたJava日本語ドキュメントの中の「api」ディレクトリ | C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\docs\ja\api |
| 上記の右側 | エンコードを指定 | EUC-JP(J2SE 5.0日本語ドキュメントの場合は固定) |
| 入力ソースアーカイブディレクトリ | インストールしたJDKのソースアーカイブファイル(src.zip/jar/tar.gz/tgz) | C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\src.zip |
| 上記の右側 | エンコードを指定(JDKの場合はいずれでも可) | MS932 |
| 出力ソースアーカイブディレクトリ | ファイルの出力先 | C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\srcja.zip |
| 上記の右側 | 使用するエディタや IDE の設定に合わせてエンコードを指定 | MS932 |
| 詳細設定 | 必要に応じて | すべてオフ |
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| 図5 [MergeDoc-設定]ウィンドウ |
進行状況が表示されますので、完了したら[終了]をクリックします。
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| 図6 [MergeDoc-完了]ウィンドウ |
■ Eclipse 3.2.1の設定
Eclipseメニューの[ウィンドウ]→[設定]を実行して設定ウィンドウを開き、[Java]→[インストール済みのJRE]をクリックして[インストール済みのJRE]を表示します。JDKの方を選択し[編集]をクリックします。
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| 図7 [インストール済みのJRE]画面 |
[JREシステム・ライブラリー]にある「rt.jar」を開き、[ソース添付]を選択して、[ソース添付]ボタンをクリックします。
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| 図8 [JREの編集]画面 |
[ソース添付構成]ウィンドウが表示されますので、ロケーション・パスに先ほどMergeDocで作成したzipファイル(C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\srcja.zip)を指定し、[OK]を次々とクリックして完了します。
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| 図9 「ソース添付構成」画面 |
■ 動作確認
MergeDocで作成したzipファイルに差し替えると、Eclipseのワークベンチ上で、Javaが用意しているクラス名の上にカーソルを置いたときに表示されるホバーが日本語になります。
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| 図10 日本語化されたホバー |
Javaが用意しているクラス名だけでなく、フィールド名やメソッド名などに表示されるホバーも日本語化されますので、Eclipseの使い勝手が大幅に向上します。
| ※ MergeDocの著作権は、Shinji Kashiharaさんにあります。本稿は、「MergeDoc for javadoc 1.5」付属のreadme.txtを参照しつつ、独自に行った結果を掲載しています。 |
| 「Java TIPS」 |
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![図5 [MergeDoc-設定]ウィンドウ](/fjava/javatips/images/180-5.gif)
![図6 [MergeDoc-完了]ウィンドウ](/fjava/javatips/images/180-6.gif)
![図7 [インストール済みのJRE]画面](/fjava/javatips/images/180-7.gif)
![図8 [JREの編集]画面](/fjava/javatips/images/180-8.gif)

