分散オブジェクト環境を学ぶ
連載:HORBと遊ぼう(3)

オブジェクト指向にシームレスな
分散オブジェクト環境

萩本順三
HORB Openマネージャ
株式会社豆蔵
2001/1/13

 はじめに

  HORBでは、月に1回HORBOpen運営委員会(http://www.horbopen.org/)という会合をやっています。ここでは運営委員が集まり、今年3月に開催されるHORBシンポジウムやセミナー、勉強会の開催、メーリングリストの運営について話し合っています。遠くは岡山、静岡などからHORBのためにボランティアで参加している方もいるんですよ。(※実は、3月2日に開催されるHORBシンポジューム2001の参加者募集が始まりました。定員200名ですが毎年大勢の方が参加されるので早めに参加申し込みしてください。技術者のためのコミュニティですのでもちろん無料です。今回の事例発表は、渋谷の人の残像現象を利用した液晶大画面を発明したAVIXの次世代コンテンツ管理DPS、ネットゲームなど、HORBを使った製品の発表や、C++用HORB、携帯電話対応HORB、医療の現場でのHORB利用など多種多様です)

 また、月に2回HORB開発グループの定例ミーティングがあり、今後のHORBに関係する開発の方向性や、組み込み向けHORB、メッセージング機能、セキュリティ機能、CORBA対応、C++HORB、SOAP対応、HORBコア拡張機能など、現在ボランティアや研究開発として進めている開発の状況について議論しています。  私にとって、このような状況は、以前からするとまさに夢のようです。ようやくHORBがオープンソースとして世界に羽ばたこうとしているのではないかと思うと、何ともいえずうれしいのです。

 この連載も好評らしく、いずれは書籍にできればと思いつつ、私も皆さんと同様に遊び心を忘れずに楽しみながら書いていこうと思います。どうぞこれからもよろしく。  ところで、前回は、HORBの動作のしくみについて黒子を例に説明しましたね。また、HORBのサーバ側でリモート化されたオブジェクト(インスタンス)はどのように存在しているのか簡単に説明しました。

 HORBはほかの分散オブジェクト技術と比較すると「オブジェクト指向言語にシームレス」であるといわれています。今回はこのことをテーマに「オブジェクト指向にシームレスな分散オブジェクト環境って何だ?」について解説しましょう。

  (1)HORBにおける継承とは


Index

第3回 オブジェクト指向にシームレスな分散オブジェクト環境

  (1) HORBにおける継承とは
 クラスの継承利用
 HORBリモート・クラスの継承利用
  (2) HORBでオブジェクトが飛ぶ
 オブジェクトがネットワーク間を渡り歩くとは?
 

 

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