
Eclipse 3.1を使おう(4)
Eclipse WTPを使った始めてのWebアプリ
的場聡弘(NTTデータ ビジネス開発事業本部)
岡本隆史(NTTデータ 基盤システム事業本部)
2005/11/29
| 本記事は2005年に執筆されたものです。WTP全般の最新情報は@IT Java Solutuionのカテゴリ「Webアプリケーション(Struts、WTP、JSFなど)」をご参照ください。 |
前回はWTPの環境を準備しました。今回はいよいよ、Webプロジェクトを作成して実行してみましょう。この記事では、肥満度計算機を作成します。身長と体重を入力するとBMIという肥満度を表す数値を表示するといった、簡単なアプリケーションです。
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Webプロジェクトの作成 |
今回のアーキテクチャはJSP Model 1.5を採用します。すなわち、フロント・コントローラは使わず、ビジネス・ロジック(BMIの計算そのもの)は JavaBeanで実装し、入力画面と結果表示画面はJSPを用いる、という構造にします(図1)。
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| 図1 肥満度計算機アプリケーションの概要 |
■空のプロジェクトを作る
まず、空のWebプロジェクトを作成します。メニューから[ファイル]→[新規]→[その他](Ctrl-N)で表示される[新規]ダイアログから、[Web]→[動的Webプロジェクト]を選択し[次へ]をクリックします。プロジェクト名はここでは[webPrj]にしておきましょう。[終了]をクリックすると、空のプロジェクトが生成されます。
[License Agreement]ダイアログが現れます(図2)。これは、webPrjでweb.xmlを編集するときに利用する文法ファイル(http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/j2ee_1_4.xsdなど)を使うに当たり、ライセンスに合意してください、というダイアログです。適切に回答してください。
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| 図2 [License Agreement]ダイアログ |
最後に、[J2EEパースペクティブに切り替えますか]という趣旨のダイアログが出ますので、[はい]をクリックして進めましょう。J2EEアプリケーション開発用に用意されたビューの組み合わせ(パースペクティブ)が表示されます。
画面は図3のようになります。左側の[プロジェクト・エクスプローラー]の中のツリーを展開すると、いま作成したwebPrjが見つかります。
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| 図3 作成したプロジェクト(選択部分) (クリックすると拡大) |
■ビジネス・ロジックを実装する
それではまず、ビジネス・ロジックを提供するJavaBeanを作成しましょう。これは通常のクラスなので、前回同様、[ファイル]→[新規]→[その他](Ctrl-N)で[Java]→[クラス]を選択し、図4のようにwebPrj/JavaSourceにBMICalcというクラスを作成します。パッケージの名前はcom.exampleとしておきましょう。
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| 図4 BMICalcクラスを作成。[参照]をクリックすると[ソース・フォルダー]を選択する[フォルダーの選択]ダイアログが開く。ここでフォルダを指定できる |
ファイルが作成されたら、リスト1のメソッドを実装してください。weightおよびheightの getter/setterは、[ソース]→[getter/setterの作成]で簡単に作れます。
| リスト1 BMICalc.java |
package com.example; |
■入出力用のJSPを作る
次に、入出力用のJSPファイルを作成しましょう。[ファイル]→[新規]→[その他](Ctrl-N)から、[Web]→[JSP]を選んで[次へ]をクリックすると、場所とファイル名を指定するダイアログが表示されます。
作成した[webPrj]は、実行時には[webContent]というフォルダがコンテキストルートとなります。そこで、図のように、場所には[webPrj/webContent]を指定し、名前を指定します(本稿ではindex.jspにしました)。そのまま[終了]をクリックすると、テンプレートを基にしたJSPが作成されます。
| 注意 Windows環境では、新規作成したJSPの文字エンコーディングが“windows-31j”となっているはずです。“Shift_JIS”となってしまった場合は、前回を参照してパッチを適用してください。 |
後は中身を埋めていきます。JSP Model 1.5の設計に従い、先ほどのBMICalcを利用するように以下のように記述しましょう。
もちろん途中まで入力して[Ctrl]+[Space]を押下すれば、入力支援機能が働いて、簡単に入力できます。
| リスト2 index.jsp |
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=windows-31j" |
このとき、「ローカル変数bodyは読み取られません」という警告が表示されますが、特に問題はないので気にする必要はないでしょう(bug:93885/参考を参照)。
| 参考 eclipse.orgではバグ情報をバグ番号で管理しています。バグ情報は、http://www.eclipse.org/platform/index.htmlから参照することができます。ここでは、カテゴリからバグ情報を参照できるほか、バグ番号での検索が可能です。 |
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INDEX |
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| 第4回 Eclipseを使おう | ||
| Page1 Webプロジェクトの作成 |
||
| Page2 JSPを実行する デバックする Web Archveにまとめる まとめ |
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Eclipse 3.1を使おう バックナンバー
- 第1回 Eclipse 3.1の導入と日本語化
- 第2回 Eclipse 3.1の統合環境を使いこなす
- 第3回 Webアプリ作成の標準プラグイン「WTP」
- 最終回 Eclipse WTPを使ったWebアプリケーション構築
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