モバイルJava最新動向
携帯Java最新事情
ドコモ仕様とMIDPはどう違う?
| 本記事は2001年に執筆されたものです。携帯Java全般の最新情報は@IT Smart&Socialのカテゴリ「ケータイアプリ」をご参照ください。Smart&SocialではAndroidの情報も多数扱っています |
| 2001年1月26日、NTTドコモのiモード対応Javaのサービスがスタートした。Javaの歴史の中で、携帯電話にJavaが搭載されたのは、韓国のLGテレコムに次ぐ2番目の出来事になる。今回は、Java携帯電話向けのソフト開発で注目を集めるスカイアーツの米川氏のご協力をいただき、携帯向けJavaアプリケーションを開発するにあたって必要な情報をご提供する。(編集局) |
2000年夏には登場するとされていたNTTドコモのJava対応携帯電話は、度重なる出荷延期を経て、2001年1月26日にようやく出荷の運びになった。Javaに対応する携帯端末は、iモード対応端末の「デジタル・ムーバ 503i Hyper」(以降、503i)のシリーズ。この日に出荷されたのは松下電器と富士通のモデルだが、以降、三菱電機、日本電気、ソニーの端末が出荷される予定だ。
503i以降のモデルで利用できるJavaアプリケーションには「iアプリ」という名称がつけられている。ユーザーはコンテンツプロバイダのサーバ上にあるJavaアプリケーションを携帯電話にダウンロードして実行できるだけでなく、ダウンロードしたJavaアプリケーションを携帯電話に保存することが可能だ。
NTTドコモのiモード端末におけるJavaの仕様(以降、iモードJava仕様)は、組込み機器向けのJavaの仕様であるJava2 Micro Edition(J2ME)がベースになっている。J2MEは、PDAや携帯電話、セットトップボックス、情報家電と、さまざまな組み込み機器を対象とした仕様。デスクトップ環境での利用を前提とするJava2 Standard Edition(J2SE)のサブセットといってよい。組み込み機器ではデスクトップ環境のコンピュータのように高いCPU性能や大きなメモリが期待できないので、フルセットのJavaに対して次のような基準で定義が行われている。
- Java言語のどの機能を提供するか
- Java Virtual Machine(JVM)のどの機能を提供するか
- どのAPIを提供するか
J2MEの中には、携帯電話向けの仕様としてMIDP(Mobile Information Device Profile)が用意されている。実は、NTTドコモの携帯Javaの仕様は、このMIDPに準拠していない。
| NTTドコモのJava仕様はサンの標準とは異なる |
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