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過去に実行したコマンドを再実行するには 北浦訓行 |
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bashには、ヒストリ(履歴)機能があり、これを利用することによって、過去に入力したコマンドなどを繰り返し実行したり、一部を編集して別のコマンドとして実行することができる。
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キー
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機能
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| [↑]キーまたは[Ctrl]+[P]キー | 1つ前のコマンドを表示 |
| [↓]キーまたは[Ctrl]+[N]キー | 1つ後ろのコマンドを表示 |
| [Esc][<] | 履歴の最初のコマンドを表示 |
| [Esc][>] | 履歴の最後のコマンドを表示 |
例えば直前に、
# vi /etc/hosts.allow |
を実行して/etc/hosts.allowを編集し、次に/etc/hosts.denyを編集する場合は、[↑]キーを1回押すと、コマンドラインに先ほど実行した
# vi /etc/hosts.allow |
が表示される。そのまま[Backspace]キーを5回押して「allow」の部分を削除してから[d]キーを押し、続けて[Tab]キーを押すと、
# vi /etc/hosts.deny |
と表示される。この状態で[Enter]キーを押すと、viで/etc/hosts.denyが開かれる。
履歴情報を表示するには、historyコマンドを実行する。最近実行した10個の履歴を表示する場合は、以下のように入力する。
$ history 10 |
履歴の左側に表示されている数字はヒストリの番号で、
$ !番号 |
と入力することにより、その番号のコマンドを実行できる。この例の場合、
$ !27 |
とすると、「$ ls bin」コマンドが実行される。
また、直前に実行したコマンドを再実行する場合は、単に
$ !! |
とすればよいし、
$ !v |
を実行すると、最近実行した「v」で始まるコマンド(この例の場合は、「vi /etc/hosts.deny」)を再実行できる。ちなみに、この履歴情報は、~/.bash_historyというファイルに保存されている。
ヒストリには検索機能もある。[Ctrl]+[R]キーを押すと、プロンプトが「(reverse-i-search)' ':」という形に変わる。ここで、検索したいコマンドの最初の文字を入力する。例えば、「vi /etc/hosts.allow」を探すときには、「v」を入力する。vで始まるヒストリが「vi /etc/hosts.allow」だけであればこれが表示されるが、そうでなければ「vi /etc/inputrc」などと表示されるかもしれない。その場合は、「vi /etc/」のように順にキーを押していくと、違う文字を入力した時点(この例では「vi /etc/i」まで入力したところ)で「vi /etc/inputrc」と表示が変わる。
historyはシェルの組み込みコマンドなので、manページを表示するには、
$ man bash |
を実行する。
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