Linux Tips

Linuxをネットワーク経由でインストールするには

北浦訓行
2001/4/12

 最新のディストリビューションは、雑誌などの付録CD-ROMから入手するのが便利だ。しかし、最新版が公開され、それが付録CD-ROMになるには1カ月近く時間がかかってしまう。

 最近では、DSLやCATVなどのブロードバンドが普及してきたので、FTPサイトからダウンロードする方法も選択できるようになってきた。いわゆるネットワークインストールだ。

 Linuxをネットワークインストールするには、専用の起動ディスクを作成する必要がある。ここでは、Vine Linux 2.1.5を例に手順を説明する。

 まず、最新のディストリビューションがアップロードされているFTPサイトから、起動ディスクのイメージファイル(bootnet.img)と、rawrite.exe(DOSやWindowsで作成する場合に必要)をダウンロードする。

 DOSやWindowsで作成する場合は、ダウンロードしたファイルのあるディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行する。

C>rawrite.exe -n -f bootnet.img -d a:

 Linuxの場合は、ddコマンドで作成する(/tmpにbootnet.imgがある場合)。

# dd if=/tmp/bootnet.img of=/dev/fd0 bs=512 count=2880

 起動ディスクが作成できたら、それを使ってPCをブートする。CD-ROMで起動してインストールするときと同じ画面が表示されるので、[Enter]キーを押して次に進む。

 まず、言語選択画面で[Japanese]を、キーボードで[jp106](もしくは[jp106_Ctrl_CAPS])を選択する。次に、インストール手段の選択画面が表示されるので、[FTP]を選択する。

インストール手段の選択画面では、インストールの手段を[NFS image]、[FTP]、[HTTP]、[CD-ROM]から選択できる(画像をクリックすると拡大表示します)

 続いて、TCP/IPの構成画面が表示される。DHCPサーバやBOOTPサーバからIPアドレスなどの情報を自動取得するときは、[動的IP構成を使用する(BOOTP/DHCP)]をオンにする。IPアドレスなどを自分で設定するときは、[IPアドレス]、[ネットマスク]、[デフォルトゲートウェイ]、[プライマリネームサーバ]を設定する。

TCP/IPの構成画面では、PCのネットワーク設定を行う。この設定は、インストール後も利用される(画像をクリックすると拡大表示します)

 FTPセットアップの画面が表示される。FTPサーバ名(ここでは、ftp.jaist.ac.jp)とLinuxが入っているディレクトリ(ここでは、/pub/os/linux/Vine/Vine-2.1.5/i386)を指定する。

FTPセットアップの画面では、FTPサーバの名前やLinuxが入っているディレクトリを指定する。あらかじめアドレスなどを調べておく必要がある(画像をクリックすると拡大表示します)

 以降は、通常のインストール画面と同様に、パッケージの選択画面などが表示されるので、画面の指示に従ってインストールを行う。

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