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複数ユーザーで共有ディレクトリを使用するには 北浦訓行 |
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プロジェクトを推進する場合、そのプロジェクト用の共有ディレクトリに各種ファイルを置いておくと便利だ。ここでは、Aプロジェクト用の設定を行う。グループ名はprj-aにし、共有ディレクトリは/home/prj-aとする。
最初に、共有ディレクトリとグループを作成して共有ディレクトリの所有者をprj-aに変更する。また、アクセス権の設定も行う。
# mkdir /home/prj-a ←/home/prj-aを作成 |
次に、prj-aグループにAプロジェクトのメンバーを加える。ここでは、noriというユーザーをprj-aグループに加える。
# usermod -G prj-a nori |
念のため、正しく設定できたかをidコマンドで確認する。
# id nori |
以上で、ユーザーnoriはAプロジェクト用の共有ディレクトリでファイルを読み書きできるようになる。
しかし、上の設定ではnoriというユーザーが/home/prj-aに作成したファイルは、所有者がnoriになっているため、同じグループのユーザーがそのファイルを変更することができない。
$ touch foo ←noriがfooというファイルを作成 |
ファイルを作成するたびにグループを変更するのは面倒なので、ファイルを作成した時点でグループがprj-aになるような設定が必要だ。それには、/home/prj-aのSGIDビットを立てればいい。
# chmod 2770 /home/prj-a |
noriで新しいファイルを作成すると、以下のようになる。
$ touch bar ←noriがbarというファイルを作成 |
以上で、新規にファイルを作成しても、同じグループのユーザーであれば読み書きできるようになる。
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