Linux Tips

IEEE1394のハードディスクを接続するには

北浦訓行
2002/9/26

 デジタルビデオカメラなどで撮影した映像など、巨大なデータを扱う場合は外付けのハードディスクに入れておくと便利だ。外付けのハードディスクは、バックアップ用のストレージとしても使用できる。

 IEEE1394インターフェイスを持つ外付けのハードディスクは、周辺機器メーカーから多数発売されている。また、IDE用のハードディスクを接続できるIEEE1394サポートのハードディスクケースも各社から発売されている。ここでは、IEEE1394インターフェイスを装備した外付けハードディスクをLinuxに接続する方法を説明する。

 現在カーネル2.4がサポートしているIEEE1394インターフェイスのドライバは、以下の2つである。

  • OHCI互換
  • Texas Instruments PCILynx/PCILynx2

 従って、最初にPCに搭載されているIEEE1394インターフェイスがサポートされているかどうかを確認する必要がある。確認には、-vオプションを付けてlspciコマンドを実行する。筆者のPCの場合、以下のように表示された。OHCI互換のIEEE1394インターフェイスであることが分かる。

$ /sbin/lspci -v
(省略)
00:0f.0 FireWire (IEEE 1394): Lucent Microelectronics FW323 (rev 04)
 (prog-if 10
 [OHCI])
        Subsystem: Holco Enterprise Co, Ltd/Shuttle Computer: Unknown
 device f024
        Flags: bus master, medium devsel, latency 32, IRQ 5
        Memory at de001000 (32-bit, non-prefetchable) [size=4K]
        Capabilities: <available only to root>
(省略)

 次に、rootでログインしてドライバをインストールする。

# modprobe ieee1394 ←IEEE1394のコアドライバをインストール
# modprobe ohci1394 ←OHCIコントローラ用ドライバをインストール
# modprobe sbp2 ←ストレージ用ドライバ
# lsmod
Module                  Size  Used by    Not tainted
sbp2                   16864   0  (unused)
ohci1394               18112   0  (unused)
ieee1394               37096   0  [sbp2 ohci1394]
(省略)

 IEEE1394の外付けハードディスクを接続し、以下のコマンドを実行する。

# echo "scsi add-single-device 0 0 0 0" > /proc/scsi/scsi
1台目の場合

# echo "scsi add-single-device 1 0 0 0" > /proc/scsi/scsi
2台目の場合

 筆者のPCの場合、IDEのCD-RWドライブを搭載しているため、IEEE1394の外付けハードディスクは2台目となる。従って、以下のコマンドを実行する。

# echo "scsi add-single-device 1 0 0 0" > /proc/scsi/scsi
# cat /proc/scsi/scsi ←接続を確認
Attached devices:
Host: scsi0 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
  Vendor: YAMAHA   Model: CRW2200E         Rev: 1.0D
  Type:   CD-ROM                           ANSI SCSI revision: 02
Host: scsi1 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00 ←ハードディスクが認識された
  Vendor: FireWire Model:  1394 Disk Drive Rev: 6738
  Type:   Direct-Access                    ANSI SCSI revision: 02

 マウントポイント(ここでは/mnt/1394)を作成して、マウントする。

# mkdir /mnt/1394
# mount -t ext2 /dev/sda1 /mnt/1394

 ハードディスクを取り外すときは、アンマウントした後に以下のコマンドを実行する(1台目の場合は、「1」を「0」に変えて実行)。

# umount /mnt/1394
# echo "scsi remove-single-device 1 0 0 0" > /proc/scsi/scsi
# cat /proc/scsi/scsi
Attached devices:
Host: scsi0 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
  Vendor: YAMAHA   Model: CRW2200E         Rev: 1.0D
  Type:   CD-ROM                           ANSI SCSI revision: 02

 以上の作業が終了したら、IEEE1394のケーブルを外す。

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