Windows XP Professionalにはリモートデスクトップ機能があり、ほかのPCからデスクトップの操作を行うことができる。リモートデスクトップ機能にアクセスするには専用のプログラムが必要で、Windows
95以上のWindowsを対象とした「リモートデスクトップ接続」というソフトウェアがWindows XP ProfessionalのCD-ROMに含まれている。Mac
OS X用は、MicrosoftのWebサイト(http://www.microsoft.com/japan/mac/)から、「Remote
Desktop Connection Client」というクライアントツールをダウンロードできる。
Linuxの場合は、rdesktop(http://www.rdesktop.org/)というプログラムを使えば、制限はあるものの、Windows
XP Professionalのリモートデスクトップ機能にアクセスできる。
まず、Windows XP Professionalの設定を行う。といっても、[システムのプロパティ]の[リモート]パネルを開いて、[このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する]のチェックマークをオンにするだけだ。
次に、Linuxにrdesktopをインストールする。Red Hat Linux 8.0には、rdesktop 1.1.0が入っているので、インストール時に全パッケージをインストールしているならX
Window Systemのターミナルからrdesktopコマンドを実行するだけでいい。
しかし、rdesktop 1.10では、キー配列が101キーボードと認識されてしまうため、IMEによる日本語入力ができないという問題がある。原稿執筆時点での最新版であるrdesktop
1.2.0では、オプションによってキー配列を106キーボードに変更できるので、こちらのバージョンを使うことをお勧めする(Red Hat Linux
9にはrdesktop 1.2.0が入っている)。
rdesktop 1.2.0は、rdesktopのWebサイトからダウンロードできるが、そこで公開されているのはソースファイルだけだ。RPMFind(http://www.rpmfind.net/)でRPMファイルを検索したところ、1.2.0をダウンロードできた。ところが、Red
Hat Linux 8.0、Vine Linux 2.6、Turbolinux 8 Workstationのいずれでも、依存関係の問題でインストールはできなかった。そこで、SRPM(rdesktop-1.2.0-1.src.rpm)をダウンロードしてRPMファイルを再構築し、インストールした。