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Ogg Vorbisのデータを作成するには 北浦訓行 |
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Ogg Vorbisのデータ(.oggという拡張子になる)を作成する手順はMP3と同じで、最初にCDのデータをWAV形式として吸い出し(CDのリップ)、次にWAVデータをOggデータに変換する(Oggへのエンコード)。
CDのリップを行うソフトウェア(CDリッパー)としては、cdparanoiaやcdda2wavなどが有名だ。Oggへのエンコードは、Vorbis Toolsに含まれるOggエンコーダのoggencコマンドを使う。また、Gripを使えばリップとエンコードが一度にできて便利だ。Grip(http://www.nostatic.org/grip/)は、GNOMEで動作するCDプレーヤ兼CDリッパーだ。Gripは、リップとエンコードのユーザーインターフェイスを提供するが、実際にリップを行うのは上記のリッピングソフトになる。Oggへのエンコードも同様だ。
Red Hat Linux 9やTurbolinux 8 Workstationをフルインストールすると、Gripは自動的にインストールされる。Gripを起動してCD-ROMドライブに音楽CDを挿入すると、音楽CDの一覧が表示される。
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| Gripの画面 |
まず、リップとエンコードに使用するプログラムを指定する。CDリッパーを選択するには、[設定]タブをクリックして、表示されるタブから[切り出し]をクリックする。[切り出しツール]のボックスをクリックして、一覧から選択する。おそらくは、cdparanoiaかcdda2wavを選択することになるだろう。一般的な評価としては、傷の多いCDからのリッピングならcdparanoia、速度を重視するならcdda2wavが適している。
次に、エンコーダを選択する。2段目にある[Encode]タブをクリックして、[エンコーダ]のボックスから[oggenc]を選択する。
以上で設定は終了だ。上段にある[トラック]タブをクリックして、リッピングする曲を選択しよう。曲の一覧から切り出したい曲を右クリックすると、[切り出し]にチェックマークが付く。全曲を切り出すときには、上部の[切り出し]という見出しをクリックする。すると、全曲にチェックマークが付く。
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| 全曲にチェックマークを付けた |
次に、上段の[切り出し]タブをクリックして、[一括作成]ボタンをクリックする。すると、切り出しおよびエンコードが始まる。
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| 切り出し中の画面 |
Ogg形式のファイルは、Red Hat Linuxの場合、~/ogg/アーティスト名/アルバムタイトル/というディレクトリに、Turbolinuxの場合、~/grip/アーティスト名/アルバムタイトル/というディレクトリに作成される。Oggファイルの名前は、曲名.oggだ。
Vine Linuxの場合、Vine PlusにGripのrpmファイル(grip-2.96-0vl1.i386.rpm)が用意されている。
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