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USBメモリを一般ユーザーがマウントできるようにするには

北浦訓行
2004/2/19

 USBフラッシュメモリ(以下USBメモリ)を使用するに当たって、いちいちrootでマウントを行うのは面倒だ。そこで、一般ユーザーでもUSBメモリをマウント/アンマウントできるように設定する方法を紹介する。

 一般ユーザーでもUSBメモリをマウント/アンマウントできるようにするには、/etc/fstabに以下の設定を追加すればいい()。

注:USBメモリのデバイス名が/dev/sda1、マウントポイントが/mnt/usbfmの場合。

/dev/sda1   /mnt/usbfm  auto    noauto,user 0 0

 日本語のファイル名が化けて表示される場合は、以下のように設定する。

/dev/sda1   /mnt/usbfm  auto    noauto,user,iocharset=euc-jp 0 0
文字コードがEUCの場合(Red Hat Linuxなど)

/dev/sda1   /mnt/usbfm  auto    noauto,user,iocharset=utf8 0 0
文字コードがUTF-8の場合(Fedora Core 1)

 なお、Turbolinux 10 Desktopは、dynaplugというTurbolinux独自のプログラムにより、接続される周辺機器によって/etc/fstabがダイナミックに変化する。USBメモリの場合も自動的に認識されるので、/etc/fstabを修正する必要はない。

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