Linux Tips

Fedora Core 3でカーネルソースをインストールするには

北浦訓行
2004/12/23

 カーネルを再構築するときはもちろんのこと、デバイスドライバなどをインストールするときにもカーネルソースが必要になる場合がある。

 Fedora Core 2まではyumコマンドでカーネルソースをダウンロードできたのだが、Fedora Core 3ではそれが提供されていない。そのため、FTPサイトなどからカーネルソースをダウンロードして、インストールしなければならない。

 まず最初に、unameコマンドでダウンロードすべきバージョンを調べる。

# uname -r -m
2.6.9-1.681_FC3smp i686

 動作しているカーネルのバージョン(2.6.9-1.681_FC3smp)とPCに搭載されているCPUのタイプ(i686)が分かったので、ミラーサイトからkernel-2.6.9-1.681_FC3.src.rpmをダウンロードする。サイトによってディレクトリ構成は異なるが、Fedora/updates/3/SRPMSからダウンロードできるはずだ。

 ダウンロードが終わったら、rootになってrpmコマンドでインストールする。

# rpm -ihv kernel-2.6.9-1.681_FC3.src.rpm
   1:kernel             ###################################### [100%]

 そして、Fedora Core 3独自の設定などを適用したソースを作成する。その際に、unameで調べたCPUのタイプを--targetオプションで指定する。

# rpmbuild -bp --target i686 /usr/src/redhat/SPECS/kernel-2.6.spec
作成中ターゲットプラットフォーム: i686
(省略)

 ビルドが終了すると、/usr/src/redhat/BUILD/kernel-2.6.9ディレクトリの下にlinux-2.6.x(ここではlinux-2.6.9)というサブディレクトリが作成されるので、それを/usr/srcに移動する。

# mv /usr/src/redhat/BUILD/kernel-2.6.9/linux-2.6.9 /usr/src
# ls /usr/src/linux-2.6.9/
COPYING        Makefile        configs  include  lib      security
CREDITS        README          crypto   init     mm       sound
Documentation  REPORTING-BUGS  drivers  ipc      net      usr
MAINTAINERS    arch            fs       kernel   scripts

 以上でカーネルソースのインストール作業は完了だ。カーネルの再構築については、Fedora Core 2でカーネルを再構築するにはを参照。

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