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/etc/fstabに記述されている数字の意味

北浦訓行
2005/6/30

 システム起動時にマウントされるデバイスは、/etc/fstabで設定されている。

LABEL=/       /               ext3    defaults        1 1
/dev/devpts   /dev/pts        devpts  gid=5,mode=620  0 0
/dev/shm      /dev/shm        tmpfs   defaults        0 0
/dev/proc     /proc           proc    defaults        0 0
/dev/sys      /sys            sysfs   defaults        0 0
/dev/hda3     swap            swap    defaults        0 0
/dev/fd0      /media/floppy   auto    pamconsole,exec,noauto,
managed 0 0
/dev/hdd      /media/cdrom    auto    pamconsole,exec,noauto,
managed 0 0
/dev/hdc      /media/cdrom1   auto    pamconsole,exec,noauto,
managed 0 0

 第1列はマウントするブロックデバイスやラベルなど、その右の第2列にはマウントポイントが記述されている。第3列にファイルシステムの種類、第4列がマウント時のオプションである。

 第5、第6列には、それぞれ数字が記述されている。第5列の数字は、ファイルシステムをdumpする必要があるか否かの指定。「0」または無記述の場合はdump不要のファイルシステムであると見なされる。

 最後の第6列の数字は、システム起動時にfsckチェックを行うか否かの指定。「0」の場合はチェックを行わない。ルートファイルシステムでチェックを行う場合は「1」を指定する。また、ルートファイルシステム以外でチェックを行う場合は「2」を指定する。

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