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シャットダウン時に[サスペンド]ボタンを非表示にするには

北浦訓行
2006/5/18

 Fedora Core 5のGNOMEは、[デスクトップ]メニューの[シャットダウン]でシャットダウンを行う。その際に、[サスペンド][再起動][キャンセル][シャットダウン]の4つのボタンのいずれかをクリックする。

シャットダウン時に表示されるダイアログボックス

 何らかの事情により、サスペンドを使いたくない/使わせたくない場合は、以下の方法で[サスペンド]ボタンを非表示にできる。

 まず、[アプリケーション]メニューの[システムツール]−[設定エディタ]を選択して、設定エディタ(gconf-editor)を起動する。そして、左のペインで[apps]−[gnome_settings_daemon]−[power_manager]をクリックして、右のペインに表示される[start_power_manager]のチェックボックスをオフにする。

設定エディタで[start_power_manager]のチェックボックスをオフにする

 設定が完了したら、設定エディタは閉じて構わない。

 次に、[デスクトップ]メニューの[設定]−[他の個人設定]−[セッション]を選択して[セッション](gnome-session-properties)のウィンドウを開く。[現在のセッション]タブをクリックして、[gnome-power-namager]を選択し、[削除]ボタン、[適用]ボタンの順にクリックする。

[セッション]の[現在のセッション]で[gnome-power-namager]を削除する

 続いて、[自動起動するプログラム]タブをクリックして、[gnome-power-namager]を選択し、[無効]ボタンをクリックする。

[セッション]の[自動起動するプログラム]で[gnome-power-namager]を無効にする

 以上で設定は完了だ。[閉じる]ボタンをクリックして[セッション]ウィンドウを閉じたら、一度ログアウトし再度ログインする。これで、シャットダウン時に表示されるダイアログボックスに[サスペンド]ボタンが表示されなくなる。

[サスペンド]ボタンが表示されなくなったダイアログボックス

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