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委任された管理者が持つ、「オーソリティ」とは 佐藤新太(JPRS) |
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オーソリティ(authority)とは日本語で「権威」のことです。DNS の言葉としては、委任されたドメインの情報を管理できるという「権威」を指します。「権威」そのものを指すこともありますし、「権威を持つもの」の意味で使うこともあります。
ドメイン名はツリー構造をしており、委任により管理が分散されています。それぞれのドメインの管理者は、委任されたドメインを自由に管理することができ、この状態を「オーソリティを持っている」といいます。管理者がサブドメインをさらに別の管理者に委任すると、オーソリティは委任先の管理者が持つことになります。
つまり、ツリー構造のすべての部分に、管理者という「オーソリティを持つもの」が必ず存在し、ゾーン(参照:「ゾーンとは」 )と同様に重なる範囲がなく、情報を管理しているのが DNSのドメイン名の構造です。
オーソリティの及ぶ範囲と、ゾーンの範囲は同じです。オーソリティはゾーンの完全な情報を持つことが理解できるでしょう。また、逆にいえば、ゾーンの完全な情報を持つものがオーソリティです。
コンテンツサーバ(参照:「ネームサーバの3つの働きとは」)は、管理するドメインの情報を提供するものであり、そのゾーンに対してオーソリティを持つネームサーバということになります。オーソリティを持つことができるネームサーバは、コンテンツサーバのみです。コンテンツサーバは自分で管理するゾーンファイルを持っており、それに基づいて応答しています。
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