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| pop3はどうしても危険なのか? |
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PCからメールサーバまで、pop3でも安全なケースも
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pop3は絶対に危険なのでしょうか? 必ずしもそうとはいえません。図3を見てください。いま左端のPCがメールを読もうとしています。このときアクセスするサーバ、つまりメールボックスのあるサーバが、PCを接続しているプロバイダで提供しているサーバS1だとしましょう。
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| 図3 メールサーバとのネットワーク上の位置関係がポイント |
このとき、PCからメールサーバまでの間は、すべて利用プロバイダのネットワークです。このような場合、「pop3でも安全」にメールを読み出せる可能性が高いと考えられます。なぜなら、ネットワークそのものがプロバイダの管理下にあり、通常であれば、関係者以外はネットワークに触れることが難しいと考えられるからです。もちろん、関係者が盗聴する可能性はゼロではありませんが、普通はプロバイダの内部規則などが抑止力となって、そういうことは起きにくいはずです。
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pop3が安全じゃないのはどんなとき?
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これについては、接続プロバイダ以外が設置したメールサーバにアクセスすることを考えてみましょう。図3でいうと左端のPCがS2のメールを読む場合です。
このケースでは、PCからS2にたどり着くには、いくつかのプロバイダを経由します。しかしPCには、どのプロバイダを経由するのかも分かりませんし、そのプロバイダがちゃんと管理をしているのかも分かりません。分かっているのは「危険かもしれない道を通る」ということです。
こういった場合には「pop3では安全とはいえない」と考えるのが妥当です。apopやpop3sを使うことを検討するべきでしょう。
なお、このようなケースは、プロバイダの引っ越しなどでも起こります。プロバイダAを退会して、プロバイダBに加入したけど、メールアドレスが変わると困るので、引き続きプロバイダAのメールアドレスを使っているような場合です。その場合、S2がプロバイダAのメールサーバということになります。見落としがちですが、メールを安全に使うためには、覚えておきたいポイントです。
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メール配送中は安全なんですか?
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図4の真ん中あたりにあるsmtpサーバ間でのメール配送は、普通暗号化せずに行っています。
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| 図4 メールを送り届ける仕組み |
また、送る側のsmtpサーバにとって、配送のためにどこを通るのか、そこがしっかり管理されているかは、pop3の場合と同様に分かりません。そのため、smtpサーバ間でのメール配送は「安全ではない」と考えるべきです。
つまり、pop3sで安全にメールの読み出しができるとしても、そのメールボックスに届くまでは安全ではない可能性がある、ということです。「クレジットカード番号など大切な情報をメールで送らない」という常識は、たとえpop3sを使うようになっても、やはり守るべき大切なポイントです。
| 目次 | |
| pop3s、apop、pop3を比較する/ネットワークに生パスワードを送らずにすむapop | |
| pop3はどうしても危険なのか? | |
| メールの読み出し暗号化の意義は? | |
| 関連リンク | |
| 連載:インターネット・プロトコル詳説 | |
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