ケーブル&コネクタ図鑑
―写真で理解するPCの各種ケーブル&コネクタ―

デジタルアドバンテージ
2000/05/23 (2002/03/28 更新)



【お知らせ】 ケーブル&コネクタ図鑑はSystem Insiderにてリニューアルを行いました。以後、新規の写真や記事は、System Insiderで更新していきます。(2002/07/10)

新着情報
DVI-DコネクタATX12VコネクタATX補助電源コネクタの各写真を追加(2002/03/28)
キーボード/マウス・コネクタシリアル/パラレル・ポート・コネクタディスプレイ/ビデオ・コネクタの解説を強化(2002/02/27)


 PCやその周辺機器の接続に用いられているケーブルとコネクタの種類は非常に多く、正しいケーブルとコネクタの組み合わせを見つけるのは難しい。「ケーブル&コネクタ図鑑」では、PCの多種多様なケーブルとコネクタの用途や使い方を、図と写真を交えながら分かりやすく解説していく。利用方法と今後の予定については、「ケーブル&コネクタ図鑑について」を参照していただきたい。

 またスロットやソケットについては、「スロット&ソケット図鑑」を参照していただきたい。

  SCSI
クリックで拡大表示 SCSI標準ハーフピッチ・コネクタ(Narrow) SCSIの正式規格で決まっている標準的な外部接続コネクタ。ケーブル側のコネクタはピンが細く、折れ曲がりやすい。また、コネクタを固定する両脇のツメの引っかかりが弱く、比較的外れやすい点に注意が必要。データ幅は8bitsで、ピン数は50ピン
クリックで拡大表示 SCSI標準ハーフピッチ・コネクタ(Wide) データ幅を16bitsとNarrowタイプの2倍にしたWide SCSI用の外部接続コネクタ。やはりケーブル側のコネクタは、ピンが折れ曲がりやすいので注意が必要。SCSI-3の正式規格では、この写真のとおりネジでコネクタを固定するタイプが推奨されているが、Narrowタイプと同様にツメで引っかけて固定するタイプのコネクタも存在する。ピン数は68ピン
クリックで拡大表示 VHDCIコネクタ ハーフピッチより小型で高密度なWide SCSI用の外部接続コネクタ。VHDCIとは「Very High Density Cable Interconnect」の略。拡張カード型のRAIDコントローラで、表面積の狭いブラケット部分に複数のSCSIポートを実装するのによく利用される。データ幅は16bitsで、ピン数は68ピン
クリックで拡大表示 アンフェノール・フルピッチ・コネクタ SCSI-2以前から使われている大型の外部接続コネクタ。現在では、古い製品に実装されているのを見かけるだけで、最近の製品ではまず採用されていない。データ幅は8bitsで、ピン数は50ピン
クリックで拡大表示 アンフェノール・ハーフピッチ・コネクタ NEC PC-9800シリーズで採用された外部接続コネクタ。SCSIの正式規格には含まれていない。SCSI標準ハーフピッチ・コネクタとよく似ており、間違えやすいので注意が必要。最近のSCSI製品では使われておらず、古い製品で見かけるだけである。データ幅は8bitsで、ピン数は50ピン
クリックで拡大表示 D-Sub 25ピン・コネクタ 以前のMacintoshシリーズで採用された外部接続コネクタ。SCSIの正式規格には含まれていない。PCとMacintoshの両方に対応したSCSI製品でよく採用された。最近の製品ではほとんど使われていない。データ幅は8bitsで、ピン数は25ピン
クリックで拡大表示 フラット・ケーブル(Narrow) PCの内蔵SCSI機器に使われる内部接続ケーブルとそのコネクタ。ケーブルの両端だけではなく、ケーブルの途中にもコネクタを取り付け可能なため、2台以上のSCSIデバイスを1本のケーブルで接続できる。データ幅は8bitsで、ピン数は50ピン
クリックで拡大表示 フラット・ケーブル(Wide) Wide SCSI対応の内部接続ケーブルとそのコネクタ。1本のケーブルに3個以上のコネクタを取り付けて、2台以上のSCSIデバイスが接続できる。ピンが細く、折れ曲がりやすいので注意が必要。データ幅は16bitsで、ピン数は68ピン
クリックで拡大表示 SCA-2コネクタ 信号線と電源ラインを一体化したSCSI用コネクタ。ホットスワップに対応しているのが特徴である。またSCSI IDを決める信号線もコネクタに割り当てられており、デバイスの外部からIDを変更できる。写真はホットスワップ可能なハイエンドSCSIハードディスクのコネクタ部分。データ幅は16bitsで、ピン数は80ピン

  キーボード/マウス・コネクタ
クリックで拡大表示 PS/2キーボード・コネクタ 現在PCで標準的に使われているキーボード用コネクタ。1987年に発表されたパーソナルコンピュータ「IBM PS/2」にこのコネクタが採用されたのが始まりで……
クリックで拡大表示 ATキーボード・コネクタ PS/2キーボード・コネクタが普及するまで標準的に使われていたキーボード用コネクタ。サイズがPS/2型の2倍程度と大きい。電気信号のレベルではPS/2キーボードと互換性があり、コネクタ形状を変える単純な変換コネクタを使えば、PS/2キーボードを接続できる。現在のPCではまず見かけることはない
クリックで拡大表示 PS/2マウス・コネクタ 現在PCで標準的に使われているマウス用コネクタ。PS/2キーボード・コネクタと形状はまったく同じだが、相互に入れ替えて接続しても動作しない(ノートPCなどではキーボードとマウスの両対応のものがある)。間違って接続しないよう注意が必要だ。次第にUSBマウスに切り替わりつつある
クリックで拡大表示 シリアル・マウス・コネクタ シリアル・ポートに接続して利用するマウスのコネクタ。標準のシリアル・ポートと同じもの。PS/2マウスが普及する以前は標準的なマウス・インターフェイスだった。現在では、シリアル・マウスを見かけることはない

  シリアル/パラレル・ポート
クリックで拡大表示 シリアル・ポート(9ピン) PCと周辺機器の両方で使われているシリアル接続用コネクタ。もともとはIBMが決めた独自仕様だが、業界標準としてPCと周辺機器の両方で普及した……
クリックで拡大表示 シリアル・ポート(25ピン/PC側) 9ピン・タイプとともにPC側で使われてきたもう1つのシリアル接続用コネクタ。コネクタが大きいこともあり、現在のPCには実装されていないことが多い……
クリックで拡大表示 シリアル・ポート(25ピン/周辺機器側) 周辺機器側で標準的に使われてきたシリアル通信用のコネクタ。PC側と比べるとピンのオス/メスが逆である……
クリックで拡大表示 パラレル・ポート(PC側) PC側で標準的に使われてきたパラレル接続用コネクタ。D-Sub 25ピン・コネクタを採用している(ケーブル側がオスでPC側がメス)。主な用途はプリンタとの接続だが、ZIPドライブやネットワーク、あるいはドングルと呼ばれるソフトウェアのプロテクト・キーなど、さまざまなデバイスの接続にも使われてきた。従来はPCに標準装備されるコネクタの1つだったが、次第にUSBに切り替わりつつある。現在では、レガシー・デバイスとしてPCに実装されなくなってきている
クリックで拡大表示 パラレル・ポート(プリンタ側) セントロニクス仕様といわれるプリンタ側コネクタ。アンフェノール・フルピッチと呼ばれる36ピンのコネクタを採用している(ケーブル側がオスでプリンタ側がメス)。PCのパラレル・ポートとは、ストレート・ケーブルで1対1に接続する。USBやIEEE 1394に置き換わりつつある

  サウンド/ゲーム
クリックで拡大表示 ミニ・プラグ/ジャック サウンド・カードのアナログ入出力によく使われるコネクタ
クリックで拡大表示 ピン・プラグ/ジャック 高級サウンド・カードやAV機器でよく使われるRCAタイプのコネクタ
クリックで拡大表示 光角型プラグ/ジャック(S/PDIF) オーディオ信号をデジタルで伝送するための光ケーブル/コネクタの1種。AV機器のほか、最近のコンシューマ向けPCにもよく搭載されている……
クリックで拡大表示 光ミニ・プラグ/ジャック(S/PDIF) オーディオ信号をデジタルで伝送するための光ケーブル/コネクタの1種。アナログのピン・ジャックと兼用できるため、小型の携帯プレーヤなどによく装備されている……
クリックで拡大表示 MIDI/ゲーム・ポート MIDIケーブルまたはジョイスティックを接続するPC側のコネクタ
クリックで拡大表示 MIDIケーブル(DIN) MIDI機器をPCやMIDI機器同士と接続するためのコネクタ
クリックで拡大表示 MIDIケーブル(ミニDIN) MIDI機器をPCやMIDI機器同士と接続するための小型コネクタ
クリックで拡大表示 アナログ・オーディオ・ケーブル(MPC-3) 内蔵用CD/DVDドライブとサウンド・カードを接続する標準的なアナログ・オーディオ用コネクタ
クリックで拡大表示 アナログ・オーディオ・ケーブル(Sound Blaster) Sound Blasterシリーズが採用した内蔵機器のためのアナログ用コネクタ
クリックで拡大表示 デジタル・オーディオ・ケーブル 内蔵用CD/DVDドライブとサウンド・カードを接続するデジタル・オーディオ用コネクタ(S/PDIF

  ディスプレイ/ビデオ
クリックで拡大表示 ミニD-Sub 15ピン・コネクタ 現在標準的に使われているPC/ディスプレイの映像信号用コネクタ。ケーブル側はオスで、PC/ディスプレイ側はどちらもメスのコネクタを搭載している。15本のピンそれぞれにR(赤)/G(緑)/B(青)のアナログ映像信号と、H(水平)/V(垂直)の同期信号、DDC(Display Data Channel:ディスプレイとのデータ通信ポート)のデジタル信号などが割り当てられている。5BNCに比べて映像信号の品質は劣るため、非常に高い解像度の画面表示には適さない
クリックで拡大表示 5BNCコネクタ R(赤)/G(緑)/B(青)/H(水平同期)/V(垂直同期)の各信号を別々のコネクタに分離したディスプレイ側のコネクタ。映像信号の品質が優れているため、画質優先の高性能CRTディスプレイによく採用されている。DDC(Display Data Channel:ディスプレイとのデータ通信ポート)がないため、PC側でディスプレイの種類を自動判別できず、リフレッシュ・レートを手動設定しなければならない
クリックで拡大表示 DVI-Dコネクタ 液晶ディスプレイでよく使われているデジタル伝送方式の映像信号用コネクタ。DVI規格のうち、デジタル信号だけで映像を伝送する仕様に対応している
クリックで拡大表示 D-Sub 15ピン・コネクタ PC-9801/Macintoshシリーズで使われている映像信号用コネクタ。ケーブル側はオスで、コンピュータ/ディスプレイ側はどちらもメスのコネクタを搭載している。このコネクタを搭載したディスプレイは、コネクタ変換アダプタ/ケーブルを使えばPC/AT互換機でも使えることがある。MIDI/ゲーム・ポートとコネクタ形状がまったく同じなので、間違えて接続しないよう注意が必要だ
クリックで拡大表示 ピン・プラグ/ジャック 各種ビデオ機器を接続するためのコンポジット映像信号用コネクタ
クリックで拡大表示 S端子 各種ビデオ機器を接続するためのセパレート映像信号用コネクタ

  高速シリアル(USB/IEEE1394)
クリックで拡大表示 USBコネクタ(シリーズA) PC側(ホストアダプタ側)のUSBコネクタ(アップストリーム)
クリックで拡大表示 USBコネクタ(シリーズB) 周辺機器側のUSBコネクタ(ダウンストリーム)
クリックで拡大表示 USBコネクタ(シリーズ・ミニB) 携帯機器向けに追加された小型のUSBコネクタ(ダウンストリーム)。「ミニB」と称するコネクタは何種類かあるが、USBの規格書にあるミニBコネクタはこれ1つだけだ
クリックで拡大表示 IEEE 1394コネクタ(6ピン) 電力を供給できるIEEE1394の標準的なコネクタ
クリックで拡大表示 IEEE 1394コネクタ(4ピン) DVカメラなどによく使われる小型で電力供給不可のコネクタ(i.LINK端子)

  電話/ネットワーク
クリックで拡大表示 イーサネット・ケーブル(ツイスト・ペア) 10BASE-T100BASE-TXなどのイーサネットで使われている標準的なケーブルのコネクタ
クリックで拡大表示 イーサネット・ケーブル(AUI) 10BASE-5のトランシーバ・ユニットとネットワーク・カードを接続するケーブルのコネクタ
クリックで拡大表示 イーサネット・ケーブル(BNC) 10BASE-2で使われる同軸ケーブルのコネクタ
クリックで拡大表示 アナログ電話線/ISDN U点端子 一般の電話機やISDNDSUを電話局側と接続するケーブルのコネクタ
クリックで拡大表示 ISDN S/T点端子 ISDN DSUとISDN TAあるいはTA同士を接続するケーブルのコネクタ

  内蔵ディスク
クリックで拡大表示 40芯IDEケーブル IDEハードディスク/ATAPIデバイスを接続するケーブルとコネクタ(40芯)
クリックで拡大表示 80芯IDEケーブル UltraDMA/66以上の高速データ転送に対応したIDE/ATAPIのケーブルとコネクタ(80芯)
クリックで拡大表示 2.5インチHDDコネクタ 2.5インチIDEハードディスクの信号線と電源ラインをPCと接続するコネクタ
クリックで拡大表示 フロッピー・ケーブル(ピン・コネクタ) 現在フロッピードライブを接続する標準的なケーブルとコネクタ
クリックで拡大表示 フロッピー・ケーブル(カード・エッジ・コネクタ) 5.25インチ・フロッピードライブの接続に使われたケーブルとコネクタ

  電源
クリックで拡大表示 内蔵ドライブ用電源コネクタ(大) ハードディスクや内蔵用CD/DVDドライブで使われる電源コネクタ
クリックで拡大表示 内蔵ドライブ用電源コネクタ(小) 3.5インチ・フロッピードライブなどで使われる小型の電源コネクタ
クリックで拡大表示 ATXメイン電源コネクタ ATXmicroATXなどに対応したマザーボードのメイン電源コネクタ
クリックで拡大表示 ATX12Vコネクタ ATXマザーボード用電源コネクタの1つで、Pentium 4など大電力を消費するデバイスのために設けられている。その名のとおり電圧は+12Vのみ
クリックで拡大表示 ATX補助電源コネクタ +3.3Vや+5Vの消費電力が大きいATXマザーボード向けに規定されている追加用の電源コネクタ
クリックで拡大表示 ATマザーボード用電源コネクタ ベビーATやフルサイズATのマザーボード用電源コネクタ

  関連記事 
資料
スロット&ソケット図鑑
PCメンテナンス&リペア・ガイド

  更新履歴
【2002/07/10】 System Insiderにてリニューアルを行いました。以後、新規の写真や記事は、System Insiderで更新していきます。
【2002/03/28】 DVI-DコネクタとATX12Vコネクタ、ATX補助電源コネクタの各写真を追加しました。
【2002/02/27】 ATキーボード、PS/2マウス、シリアル・マウス、パラレル・ポート(PC側)、パラレル・ポート(プリンタ側)、ミニD-Sub 15ピン、5BNCの各コネクタの解説を強化しました。
【2001/12/07】 デジタル・オーディオ用光ケーブル/コネクタ(光角型/光ミニ)の詳細解説ページと、小型USBコネクタ「ミニB」の写真を追加しました。
【2001/11/17】 シリアル・ポートの詳細解説ページを追加しました。
【2001/11/17】 「パラレル・ポート(PC側)」のケーブルの写真がメスのコネクタになっていましたが、正しくはオスのコネクタでしたので、写真を差し替えました。お詫びして訂正いたします。
【2001/11/10】 PS/2キーボード・コネクタの詳細解説ページを追加しました。
【2001/03/08】 SCSIコネクタにSCA-2コネクタを追加したほか、各SCSIコネクタの解説を強化しました。

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