従来、CD-RやCD-RWのタイトルをきれいに印刷する手段の1つとして、CD-R／RWのサイズに合った円形のシールに印刷してメディアに貼り付ける、という方法があった。しかし、位置を正確に調整する作業は実に面倒という難点があったのも事実だ。
現在では、CD-R／RWメディアに直接印刷できるインクジェット・プリンタが販売されている（具体例は、「プロダクト・レビュー：ビジネスでも使えるインクジェット・プリンタ『エプソン PM-900C』」を参照）。シールのデメリットを考えると、直接印刷できるインクジェット・プリンタは画期的なものである。しかし、それだけのためにインクジェット・プリンタを新規導入するメリットがない場合は、もっと廉価なCD-R／RWタイトル印刷専用機を導入するという選択肢がある。例えばカシオ計算機の「CW-50」（下の写真）は、標準価格1万5800円で、メディアの上下のエリアに200dpiで印刷できる（カシオ計算機のCW-50の製品情報ページ）。印刷方式は熱転写で、インクジェット・プリンタ用に表面加工されたメディア（表面がホワイトのCD-R／RWメディア）でなくても印刷でき、まさにラベルを貼る感覚で使用できる。
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| カシオ計算機の「CW-50」 |
| 「電子文具」と位置付けられている「EZ-USB(イージー・ユーエスビー)」シリーズのひとつ。手軽で廉価なことが魅力だ。
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