CRTディスプレイのビデオ・コネクタ(ミニD-Sub 15ピンと5BNC)の使い分け方

デジタルアドバンテージ
2001/11/28

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 2系統入力、すなわち2台のPCを同時に接続できるようになっているCRTディスプレイでは、ミニD-Sub 15ピンと5BNCと呼ばれる2種類のビデオ・コネクタを装備していることがある。このようなCRTディスプレイに2台のPCを接続する場合、どのような基準でどちらのPCと各コネクタを組み合わせればよいのだろうか?

CRTディスプレイ側のビデオ・コネクタ
がミニD-Sub 15ピン、が5BNCと呼ばれるコネクタ。2系統の入力を持つCRTディスプレイのうち、安価な製品はを2つ備えているが、をそれぞれ1系統ずつ装備している製品が比較的多い。

 結論からいえば、画質を優先したい方のPCを5BNCコネクタに接続すればよい。ミニD-Sub 15ピンも5BNCも、映像信号をアナログ方式(信号の電圧レベルの高低が画素の輝度レベルを反映する)でPCからCRTディスプレイに伝送する点は同じだ。異なるのは、信号をそれほど乱れさせずに伝送できる周波数の上限である。簡単にいえば、5BNCコネクタの方がよりきれいな映像を伝送できるのだ。

 両コネクタの画質の差は、高解像度で現れる。ミニD-Sub 15ピンの場合、大ざっぱにいって解像度1024×768ドット/リフレッシュ・レート75Hzの表示までは、画質に目立った影響もなく映像信号を伝送できる。しかし、1280×1024ドット/75Hzぐらいになると、映像がぼやけたり画像が二重に映ったり、といった画質の劣化が目立つようになる。特に文字などの表示ではその影響が大きく、非常に見づらくなる。5BNCコネクタなら、原則的に、これ以上の解像度でもミニD-Sub 15ピンほど画質は劣化しない*1

*1 上記はあくまでも大ざっぱな傾向であり、CRTディスプレイの画質には、PCのグラフィックス・カードの映像信号出力回路、ケーブル、そしてCRTディスプレイ側の映像信号入力回路の、それぞれの性能も大きく影響する。極端な話、ケーブルの品質が悪ければ、5BNCコネクタの方が画質が劣る場合もあり得る。

 CRTディスプレイに接続する2台のPCのうち、片方が長時間使うメインPCで、もう一方がサブという場合なら、メインPCを5BNCコネクタで、サブPCをミニD-Sub 15ピン・コネクタで接続すればよいだろう。両方のPCとも同程度の使用時間なら、接続を切り替えて実際にコネクタごとの画質の差を確かめることをお勧めする。

 ただし5BNCコネクタの場合は、Windows OSがプラグ・アンド・プレイによってディスプレイの種別や仕様を認識できないので、5BNCコネクタに接続したPC側ではディスプレイのINFファイルのインストールといった設定を忘れないようにしたい。そうしないと、高解像度、高リフレッシュ・レートに対応できるにもかかわらず、Windows上でそれが選択できなくなるからだ。手動でリフレッシュ・レートを変更する方法は、下記の関連記事(PC TIPS)を参照していただきたい。記事の終わり

  関連記事(PC Insider内) 
ディスプレイのリフレッシュ・レートを変更するには(Windows 2000編)
ディスプレイのリフレッシュ・レートを変更するには(Windows 95OSR2/98/98SE/Me編)
ディスプレイ/ビデオ関連のコネクタ一覧
 
「PC Hints」

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