【3/18〜】Amazon、VMwareが語る『クラウドの未来』 スラッシュドット    はてなブックマーク  Yahoo!ブックマークに登録  印刷
連載

PCメンテナンス&リペア・ガイド

第3回 メモリ増設前の基礎知識

林田純将
2001/06/01

 インターネットの利用が日常化したことによって、最近ではメール・クライアントやWebブラウザを利用しながら、オフィス・アプリケーションを起動するといったことが一般的になっている。こうして複数のアプリケーションを同時実行すると、必然的に消費メモリ量は増加する。そのため、搭載メモリが少ないと、メモリに入りきらないデータは、メモリの代用としてハードディスクに割り当てられた領域に割り当てられる(この領域はスワップ・ファイルと呼ばれる)。メモリに比べると、ハードディスクはデータの読み書きが非常に遅いため、何かの作業を行う度にハードディスクへのアクセスが発生するようだと、このディスク・アクセスがボトルネックになってしまい、いくら高速なプロセッサを搭載しても、システム全体としてはその性能を十分に引き出せなくなる。簡単に言えば、システム性能が大幅に低下してしまうわけだ。

 こうした状況を解決するには、メモリを増設すればよい。ただし必要となるメモリ容量は、使用するアプリケーションの種類や使用環境などで大きく異なってくる。そこで、まず自分のメモリ使用状況をチェックし、増設が必要となる容量を考えてみよう。

自分のPCのメモリ使用状況をチェックしよう

 メモリの使用状況は、使い方によって大きく異なってくる。そこで、普段どの程度のメモリを使っているのかチェックしよう。Windows 2000でメモリの使用状況を確認するには、ログオン後のデスクトップ画面にて[Ctrl]+[Shift]+[Esc]で(もしくは[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を押して[タスク マネージャ]をクリックすると)起動する[Windowsタスク マネージャ」の[パフォーマンス]タブを選択する。この方法を使って、普段使用しているアプリケーションを全て起動した状態で、メモリの利用状況を確認してみよう(以下の画面)。もし、実装しているメイン・メモリの総容量より多くのメモリをアプリケーションやOSが使用しているなら、メモリの拡張を検討した方がいいだろう。

Windowsタスクマネージャによるメモリ使用状況の表示
メモリ使用状況は、タスクマネージャの[パフォーマンス」タブを選ぶと現れる。
  [メモリ使用量]:
メイン・メモリだけではなく、ハードディスク上のスワップ・ファイル、つまり仮想メモリ(下記の解説参照)も含めた現在のメモリ使用量を表す。これは[コミット チャージ]の[合計]と同じ値だ。
  [物理メモリ」−[合計]:
PCに搭載されているメイン・メモリの総容量を表す。これがより少なければ、仮想メモリが使用されていてディスクへのスワップが生じていることになる。メモリの拡張を検討した方がいいだろう。

 メモリの拡張が必要となったら、増設する容量と搭載するメモリの種類を考えよう。増設する容量は、基本的に64Mbytes、128Mbytes、256Mbytesのメモリ・モジュールの組み合わせによって行う。空いているメモリ・ソケット数やメモリの種類などによって、増設できる容量は異なってくるが、最近のメモリ価格の傾向などから128Mbytesのメモリ・モジュールを中心に増設するのが効率的だ。

仮想メモリとは?

 
ハードディスクなどの外部記憶装置の一部を、あたかも物理メモリの一部であるかのようにして提供される仮想的なメモリ領域。アプリケーションから見ると、単に大量の利用可能なメモリ領域が存在するように見える。これにより、コンピュータに実際に搭載されている物理メモリを大幅に超えたメモリを消費するアプリケーションを実行したり、大量のメモリを消費するアプリケーションを複数同時実行したりできるようになる。
さらに詳細はInsider's Computer Dictionaryへ

 次のページでは、PCで利用されているメモリの種類を紹介しよう。

  関連記事 
第1回 Windows上で調べられるPCのハードウェア構成
 
 
 

 INDEX

  [連載]PCメンテナンス&リペア・ガイド
第3回 メモリ増設前の基礎知識
    1. ひと口にメモリといってもたくさんの種類がある
    2. メモリにまつわるスペックの読み方
    3. 自分のPCに搭載されているメモリの見分け方
 
「連載:PCメンテナンス&リペア・ガイド」
 

ホワイトペーパーTechTargetジャパン

System Insider フォーラム 新着記事

@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

RSSフィード

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)

- PR -
- PR -

お勧め求人情報

キャリアアップ 〜JOB@IT
@IT Special -PR-
  TomcatやJBossなどAPサーバ環境に関する
情報を集約! “業務”用APサーバ大百科

New!
  一気に解説! 最新のクラスタストレージ
「RAIDを超えたストレージ基準」……など

New!
  クラウド的ユーザー体験の変化は脅威か?
仮想化技術を使いこなす運用管理術を紹介

New!

  上司や部下、部署内メンバーとの情報共有
を“ガラッ”と変えるコラボツールとは?

New!
  おばかアプリ選手権、第4弾開催中!!
ムダにカッコよくてくだらない作品求ム!

  社内ファイルサーバを“クラウド”に統合
VPN直結「クラウド型ストレージ」を紹介

  Twitterのアカウントはなぜ突破された?
メールによる新手の攻撃手法とその対策

  もう仮想化のお試しフェイズは終わりだ!
Hyper-V 2.0が基幹システムも仮想化

  美人!? まあまあ? 気になる いやし系!!
PV急増で「美人時計」がとった手段とは?

  クライアント企業から求められる人材
⇒IT技術と経営戦略を併せ持つ「戦略家」

  .NET編集長が実践する「技術情報検索術」
サンプル・コードを簡単に探す“技”は?

  業務効率と情報セキュリティ対策を両立!
手間なく確実に機密情報を守る方法とは?

  進化を続ける富士通ストレージETERNUS DX
製品開発者の自信を裏付けるものとは何か

  運用管理の課題を“2つの観点”から分析
ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは?

  【CTC事例】約30の基幹システムを統合!
膨大なバッジジョブを制御した方法は?

  仮想化すればコストは削減できるか?
仮想化に必要な「3つの視点」を解説する

  その数、なんと400台以上! グループ内
サーバの「統合管理」によるメリットは?