【3/18〜】Amazon、VMwareが語る『クラウドの未来』 スラッシュドット    はてなブックマーク  Yahoo!ブックマークに登録  印刷


Security Tips
 

syslogサーバの限界を確認する

りょうわ あきら
2004/3/24

 UNIXやLinuxなどのログのリモート転送には、syslogを使用する方法が広く用いられている。しかしsyslogは、通常ログメッセージ転送にUDPを使用するため、転送中にパケットが失われたりサーバが高負荷状態に陥りパケットを破棄してしまうような事態が生じた場合、ログサーバに記録されるべきメッセージが残らないという状況が発生し得る。

 では、実際にはどの程度の量のログ転送が発生したときにメッセージ欠落が発生し得るのだろうか。大量のログメッセージが発生する状況をあらかじめテストするためには、syslogテストツールであるKiwi SyslogGenなどのテストツールを使用するとよいだろう。

 kiwi SyslogGenを使用すると、ターゲットサーバに対して10〜2000msの任意の間隔で連続的にメッセージを送出したり、10秒間に100あるいは500といった大量のメッセージを一度に送出するといった簡単な負荷テストを実行できる。kiwi SyslogGenはほかにも、任意の内容のテキストメッセージを送出したり、ランダムに不正なsyslogメッセージを送出するなど、syslogサーバの各種機能テストに有用なオプションを備えている。 

図1 Kiwi SyslogGenの設定画面

 しかしながら、kiwi SyslogGenでもメッセージ同時送出のタイミングなどを細かく設定できるわけではなく、syslogサーバのメッセージ受信能力もそのときどきのネットワークの混雑度合いやサーバの負荷状態などによって変化するため、syslogメッセージを漏れなく受信可能な正確な閾(しきい)値をはじき出すことまではできない。この点には注意が必要である。しかし、ログサーバを設置するに当たっては、こうしたテストツールを使用して、おおよその受信能力の限界を検証しておく必要があるだろう。

 取りこぼしを避けなければならない場合、信頼性を上げるためにTCPを使用したり、あるいは転送量を抑制するため転送対象としているメッセージを見直すなどの対策を考慮する必要がある。

 重要なログメッセージを取りこぼしていることに、後になってから気付くという事態は避けたいものだ。

Security Tips Index

ホワイトペーパーTechTargetジャパン

Security&Trust フォーラム 新着記事

@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

RSSフィード

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)

- PR -
- PR -

お勧め求人情報

キャリアアップ 〜JOB@IT
@IT Special -PR-
  上司や部下、部署内メンバーとの情報共有
を“ガラッ”と変えるコラボツールとは?

New!
  おばかアプリ選手権、第4弾開催中!!
ムダにカッコよくてくだらない作品求ム!

  社内ファイルサーバを“クラウド”に統合
VPN直結「クラウド型ストレージ」を紹介

  Twitterのアカウントはなぜ突破された?
メールによる新手の攻撃手法とその対策

  もう仮想化のお試しフェイズは終わりだ!
Hyper-V 2.0が基幹システムも仮想化

  美人!? まあまあ? 気になる いやし系!!
PV急増で「美人時計」がとった手段とは?

  クライアント企業から求められる人材
⇒IT技術と経営戦略を併せ持つ「戦略家」

  .NET編集長が実践する「技術情報検索術」
サンプル・コードを簡単に探す“技”は?

  業務効率と情報セキュリティ対策を両立!
手間なく確実に機密情報を守る方法とは?

  直属上司が海外にいるのエンジニアに見る
【実例】場所に捉われないワークスタイル

  「仮想化工房」のマイスターが選んだのは
VMware、Hyper-V、そしてVirtageだった!

  進化を続ける富士通ストレージETERNUS DX
製品開発者の自信を裏付けるものとは何か

  運用管理の課題を“2つの観点”から分析
ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは?

  【CTC事例】約30の基幹システムを統合!
膨大なバッジジョブを制御した方法は?

  仮想化すればコストは削減できるか?
仮想化に必要な「3つの視点」を解説する

  その数、なんと400台以上! グループ内
サーバの「統合管理」によるメリットは?