Security Tips
 

LiveHTTPHeadersでHTTPヘッダ情報を確認する

りょうわあきら
2004/7/7

 Webアプリケーションの送受信データ内容のチェックやデータ送信先の確認、セッション管理機能のテストなどにおいては、HTTPのヘッダ情報やPOSTされるデータ内容を確認する必要に迫られる。

 このようなテストを実行する場合には、通常、送受信データチェック専用のローカルプロキシサーバをセットするなどの方法を使用するが、これはなかなか煩雑である。Mozilla/Mozilla Firefoxを使用できるのであれば、LiveHTTPHeadersというアドインツールを使用することで煩雑な手順を経ずとも、ブラウザが実行したデータ送受信におけるヘッダ情報や送信データを非常に簡単に確認することができる。

 LiveHTTPHeadersはxpi形式で配布されており、次のサイトからダウンロード、もしくはインストールすることができる。

LiveHTTPHeaders
http://livehttpheaders.mozdev.org/

 使い方は簡単だ。メニューバーの「ツール」から Web 開発を選択し「LiveHTTPHeaders」を選択することで、別ウィンドウまたはタブとして起動する(※Mozilla Firefoxの場合は「ツール」から「LiveHTTPHeaders」を選択)。起動後に送受信データをチェックしたいサイトにアクセスすると、次のようにブラウザのリクエストに含まれるリクエストヘッダ、サーバから返されたレスポンスに含まれるレスポンスヘッダが表示される。

LiveHTTPHeadersで得られるHTTPヘッダ情報

 アクセス対象サイトが SSL/TLSを使用して暗号化している場合でも、ブラウザによって復号された後のデータを確認することができる。また正規表現を用いて、ヘッダを記録するリクエストをあらかじめ絞り込んでおくことも可能だ。

LiveHTTPHeadersのConfig画面

 さらに、記録したリクエストをLiveHTTPHeaders上で編集したうえで再送することもできる。この機能は、Webアプリケーション開発中のセキュリティテストなどには重宝するだろう。

記録したリクエストを再送

 開発中のWebアプリケーションのセキュリティテストだけではなく、通常のWebブラウジング中にLiveHTTPHeadersを起動しておくだけで、利用中のWebサイトがリダイレクトなどにより利用者を誘導する挙動や、同一ウィンドウ中からの別サイトコンテンツの参照状況などを克明に知ることができる。

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