Oracle VMの世界

無償XenServer 2台で本格運用環境を作る


@IT編集部
三木 泉
2009/8/31

 XenServerハイパーバイザの準備

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 これまで設定してきた共有ストレージを、2つのXenServerサーバから利用する設定に移ります。XenServer-1とXenServer-2をインストールし、XenCenterに認識させた後、前回も行ったように、双方にライセンスを適用します。

 次にXenCenterのメニューにある「New Pool」を選択し、今回は「XenPool」という名称でサーバのグループを作ります。

図17 「XenPool」という名称でプールを作成する

 そしてこのXenPoolに、XenServer-1とXenServer-2を参加させます。

図18 XenServer-1とXenServer-2をサーバとして追加する

 すると、XenCenterの左ペインでは、XenPoolの下にXenServer-1とXenServer-2が表示されます。

図19 「XenPool」の下に「XenServer-1」と「XenServer-2」が見える

 さて、それでは先ほど設定しておいたストレージを2台のサーバで共有する設定です。Storageメニューを選択し、「New Storage Repository」を選択します。

図20 「New Storage Repository」を選択する

 現れる画面で、「NFS VHD」を選び、「NEXT」で次に行きます。

図21 今回はNFSで共有するので「NFS VHD」を選ぶ

 ここでXenServerから見た共有名を「NFS」としました。アクセスする共有ストレージ名は、これまでの設定情報(図13に表示されています)から

192.168.10.1:/mnt/volumeg1/xenvolume/vdisk

と指定、「Scan」をクリックします。ここで確認されると、「Finish」が選べるようになるため、これをクリックします。

図22 ここでは共有名を「NFS」とする。共有ストレージ名はストレージ領域設定の際の情報を入力する

 これで「NFS」をXenServer-1、XenServer-2から利用する設定が終わりました。

図23 「NFS」がストレージリポジトリとして表示された

 仮想マシンをライブマイグレーションする

 では、前回の後半でご説明したのと同様な手順で、OSを仮想マシンとしてXenServer-1上で動かします。今回はWindows 7のRC版を使用しました。RC版のインストールISOイメージをCDに焼いたものを使って、Windows 7をXenServer-1上の仮想マシンとしてインストールします。インスール後にXenToolsをこのWindows 7に導入します。

図24 ライブマイグレーション前。Windows 7はxenserver-1上で動いている

 XenToolsを導入すると、XenCenterのWindows 7仮想マシンを選択して右クリックすることで、「Migrate to Server」が表示されます。ここで「XenServer-2」を移動先として選択します。

図25 仮想マシン「Windows 7」の表示を右クリックでxenserver-2への移行を選択

 これでWindows 7はビデオを再生したままでXenServer-2に移動しました。

図26 ビデオの再生が行われているままxenserver-2に移動した

 いかがでしたでしょうか。何となく難しそうだったライブマイグレーションが、実は簡単であることをお分かりいただけたかと思います。ハードウェアのメンテナンスや仮想マシンの配置のバランスを取るという点で、このXenMotionというライブマイグレーションの機能は非常に便利です。

3/3
 

Index
無償XenServer 2台で本格運用環境を作る
  Page1
今回構築する環境
OpenfilerをNFSストレージとして設定する
  Page2
ストレージ共有を設定する
Page3
XenServerハイパーバイザの準備
仮想マシンをライブマイグレーションする

TechTargetジャパン

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