作成したアプリをiPhone/iPod touchの実機で動かす手順を説明し、iPhone OS 3.0で追加された気になる機能とサンプルも紹介します
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前々回の「iPhone開発。まずはサンプルを動かしてみよう」では、iPhoneアプリの簡単なサンプルプログラムの作り方、前回の「iPhone音楽アプリ「メロディベル」ができるまで」では、iPhoneアプリの例として「メロディベル」の作り方を説明しました。
今回は、作成したアプリをiPhone/iPod touchの実機で動かしてみたいと思います。また最後に、iPhone OS 3.0で追加された気になる機能に触れます。
「iPhone Developer Program」での設定
実機へインストールするためには、「iPhone Developer Program」に登録する必要があります。登録に関しては、上記、前々回の記事もご参照ください。
登録後、Mac OS Xのキーチェーンから自分の証明書のリクエストを作成し、iPhone Developer Programのサイト(以下、「iPhone Developer Program Portal」)で証明書を作ってもらうことで、iPhoneアプリに電子署名が付与できるようになります。この作業を経ないと、実機にはインストールできません。
□ 証明書の作成
Mac OS Xの「Application/Utility」ディレクトリから「キーチェーンアクセス.app」を起動します。メニューの[キーチェーンアクセス]→[証明書アシスタント]→[認証局に証明書を要求]をクリックします。
メールアドレスを入力して、[ディスクに保存][鍵ペア情報を指定]にチェックを入れます。[続ける]をクリックすると、リクエストファイルを保存するダイアログが表示されるので、適当な場所に保存します(2048bit、RSAのままでよいです)。
iPhone Developer Program Portalにログインして「Certificates」ページから証明書のリクエストを登録します。少々時間がかかるので、少し待ってからもう一度アクセスすると、ダウンロードできるようになります。ダウンロード後ダブルクリックし、キーチェーンに証明書を登録します(最新情報はiPhone Developer Programで確認してください)。
□ デバイスの登録
iPhone Developer Program PortalのDevicesページでデバイス(iPhoneやiPod touch)の登録を行います。このデバイス登録で登録した端末にしか開発版のアプリはインストールできないので、開発・テストに使用する端末はすべて登録しておいた方がいいでしょう。
iPhone Developer Programのスタンダード会員の場合は最大で100台の端末を登録できます(最新情報はiPhone Developer Programで確認してください)。
□ AppIDの登録
iPhone Developer Program PortalのApp IDsページでAppIDの登録を行います。App Storeリリース用のAppIDは「jp.co.conit.Melodybell」のようなIDを登録しますが、スムーズに開発作業を行うために開発用のAppIDとして「jp.co.conit.*」のようなワイルドカードで登録をしておきます。こうすることで、ちょっとテストしたいときなどに開発者が自由にIDを付けて実機テストができるようになります。
逆にワイルドカードにしないと、ちょっとしたテストをしたいだけのときも、その都度iPhone Developer Program PortalにログインしてAppIDを新規に発行し、プロビジョニングファイルを再作成するはめになるので、ワイルドカードを有効利用しましょう。
□ プロビジョニングプロファイルとは
iPhone Developer Program PortalのProvisioningページで開発用プロビジョニングプロファイルの作成を行います。開発用プロビジョニングプロファイルは、開発者、AppID、Deviceを選択して作成します。
プロビジョニングプロファイルとは、上記で登録した証明書、Device、AppIDをひも付けるファイルで、「この○○○で署名されたAppIDが○○○のアプリは、識別子が○○○のデバイスだけで、動かすことができる」というような設定が書いてあるファイルです(最新情報はiPhone Developer Programで確認してください)。
iPhone実機にアプリをインストールするには
□ プロビジョニングの配置
作成したプロビジョニングプロファイルをXcodeに認識させるため、作成したプロビジョニングプロファイルをダウンロードし、「ホーム/ライブラリ/MobileDevice/Provisioning Profiles」ディレクトリの下に保存します。この際に、Xcodeを起動中の場合はXcodeを再起動し、ファイルの変更を認識させます(最新情報はiPhone Developer Programで確認してください)。
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| 「ホーム/ライブラリ/MobileDevice/Provisioning Profiles」ディレクトリにプロビジョニングプロファイルを置く |
□ info.plistの編集
まず、info.plistファイルのBundle Identifierプロパティを適当な値に変更します。前回紹介したメロディベルの場合は、「jp.co.conit.MelodyBell」としています。このBundle Identifierは上記プロビジョニングファイルに設定したAppIDと同じにしなければなりません(ワイルドカード有効)。
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| info.plistファイルの編集 |
| 1-2-3 |
| INDEX | ||
| ここが大変だよiPhone開発(4) ここが大変だよiPhone実機テスト+iPhone OS 3.0の新機能 |
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| Page1 「iPhone Developer Program」での設定 iPhone実機にアプリをインストールするには |
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| Page2 実機テストを始めると見えてくる“違い” 【おまけ】iPhone OS 3以降の新機能、主な3つ |
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| Page3 【おまけ2】OS 3.0の新機能、Bluetooth通信のサンプル 次回は、「ここが大変だよOpenGL ES」 |
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ここが大変だよiPhone開発 バックナンバー 連載インデックスへ»
- 第1回 日本人がつまずかないためのiPhone開発ポイント
- 第2回 iPhone開発。まずはサンプルを動かしてみよう
- 第3回 iPhone音楽アプリ「メロディベル」ができるまで
- 第4回 ここが大変だよiPhone実機テスト+OS 3.0の新機能
- 最終回 OpenGL ESが大変な3Dアプリ開発を楽にするUnity
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