[写真加工/フォトレタッチ]編

Photoshopで加工する範囲を指定するには

クラスメソッド株式会社
山崎 基央
福田 寅成
2009/6/16

 選択範囲に使うツールは、Photoshopの中でも強力なツールです。さまざまな方法を使って、加工する範囲を指定できます。今回は、ベーシックなものをいくつか紹介します。

基本は、矩形や楕円、横1行、縦1行の選択

図1 [選択範囲ツール]
図1 [選択範囲ツール]

 これらのツールを用いて、矩形や楕円、横1行、縦1行の選択範囲を作成できます。また、[選択範囲ツール]に共通することですが、[Shift]キーを押しながら動かすと選択範囲の拡大になり、[Alt]キーを押しながら動かすと選択範囲の縮小になる、という機能があります。

なげなわ、多角形選択、マグネット選択

図2 [なげなわツール][多角形選択ツール][マグネット選択ツール]
図2 [なげなわツール][多角形選択ツール][マグネット選択ツール]

 [なげなわツール]は、ドラッグしたところを囲むことで、範囲を選択します。開始点から終了点までドラッグする必要があります。

 もし途中でドラッグをやめてしまった場合は、そこが終了点となり、開始点まで直線が引かれます。上手く範囲選択ができれば、図3のようになります。

図3 [なげなわツール]
図3 [なげなわツール]

 [多角形選択ツール]は、中間点をクリックしていくことで多角形を作ります。作成した多角形が選択範囲となります。

図4 [多角形選択ツール]
図4 [多角形選択ツール]

 [多角形選択ツール]での選択範囲を終了させるためには、以下の2通りがあります。

  1. 開始点に終了点を重ねるようにするとアイコンが変わるので、そこでクリックする
  2. 終了したい点でダブルクリックをする

 後述のやり方だと、[なげなわツール]と同じように、最後の点から開始点に直線が引かれます。

 [マグネット選択ツール]は[なげなわツール][多角形選択ツール]を足したような機能です。

図5 [マグネット選択ツール]
図5 [マグネット選択ツール]

 ドラッグし続けなくていい点では[なげなわツール]よりも便利ですが、マウスの動きそのままは選択範囲に反映されません。また、[多角形選択ツール]のように直線を引くには不利です。

 ただ、画像や図形を選択する際に「Photoshopまかせで少し楽をして選択範囲を作りたい」といった場合に非常に便利です。マグネットのように、図形に吸着するような感じで選択範囲を作成できます。

自動選択

図6 [自動選択ツール][クイック選択ツール]
図6 [自動選択ツール][クイック選択ツール]

 [自動選択ツール][クイック選択ツール]はPhotoshopの中でも非常に優れた機能を持ったツールです。[クイック選択ツール]については、別のTipsで紹介予定です。

 [自動選択ツール]は、「色の近いものを自動で選択する」ツールです。例えば、図7のような画像があって、矩形だけを選択したい場合、[自動選択ツール]を使うことで簡単に矩形だけを選択できます。

図7 色の近い図形の選択
図7 色の近い図形の選択

 選択したい図形の上で、クリックをするだけです。色が非常に近いもので選択、または“大体”の感覚で選択したい場合はとても便利でしょう。

 [自動選択ツール]の選択範囲の色の許容範囲は、上部の[オプションバー]で設定できます。

図8 [自動選択ツール]の[オプションバー]
図8 [自動選択ツール]の[オプションバー]

“色域(しきいき)”で指定

図9 [選択範囲]→[色域指定]
図9 [選択範囲]→[色域指定]

 メニューバーにも[選択範囲]があります。これは、選択範囲を行うときに、選択範囲にさまざまな編集を行うためのメニューです。[色域指定]という項目は、選択範囲を編集する機能ではなく、新規に選択範囲を作成する機能です。

図10 [色域指定]
図10 [色域指定]

 この機能は色を指定して似た色を選択範囲とするという点で、[自動選択ツール]によく似ています。しかし、「画面上でどのように選択されているのか」が見える点では非常に直観的なツールです。


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