3回目にして完成形を迎えた
「おばかアプリ選手権」
仲里淳2009/11/20
おばかの原点は自己満足にあり
混戦が予想された注目の結果だが、優勝はチームラボの山本遼さんに決定した。もともと「おばか」を意識して作られたアプリではないが、それが逆にナチュラルなおばかを感じさせ、会場の共感を得たということだろうか。
| 見事優勝に輝いたのはチームラボの山本さん。「この喜びを誰に伝えたいですか?」の質問には「自分!」 |
そのほか特別賞として、イベントを共催したリクルートのMashup Awards賞にはAR三兄弟が、デイリーポータルZ賞にはカヤックの2人が選ばれた。
| 自らも選手権に参加したリクルートの川崎さんより、Mashup Awards賞としてMashup Awards 5の表彰式への参加チケットがAR三兄弟へ手渡された |
| デイリーポータルZ賞のカヤックには、イベントの冒頭でも紹介した「YouTubeの再生ボタン風板」が賞品として手渡された |
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「おばか」であることや「イベントでの発表」ということを意識し過ぎてきれいにまとめすぎると、逆にインパクトが薄れてしまうこともある。ヘタに「おばか的なもの」として企画するのではなく、「取りあえず作りたいから作ってみた。これって自分以外には役に立たないかもしれないけど、おばか?」という素のアプローチのほうが、ハッとさせられることもある。世界をアッといわせるにはマーケットインではなくプロダクトアウトの姿勢。今回のイベント全体についてはそのような印象を受けたし、優勝した山本さんの「基本的に全部自己満足で」という言葉も象徴的であった。
| 受賞者の記念ショット。左から、カヤックの林真由美さん、チームラボの山本遼さん、AR三兄弟の川田十夢さん |
これまでに負けず劣らずの個性的なアプリが集まった第3回おばかアプリ選手権。今回は特に、業界的にも注目ネタであるAR(拡張現実)系技術を使った作品が多かったように思える。これは、このイベントに業界のトレンドが敏感に反映されているからといえるかもしれない。また、そういった新しいものにいち早く取り組む先進的な参加者が多いのも特徴だろう。
AR系やフィジカルコンピューティング系など、単なるソフトウェアだけでなくハードウェアも活用したものが多いのも、おばかアプリ選手権ならでは。ソフトウェアだけとは違い、DIY的なモノ造りや身体で体感できるものなど、手間は掛かるが、その分与える印象も強く感動も大きい。実際にイベント会場へ足を運び、作り手と作品を間近で感じるという意味もそこにあるだろう。
| さまざまなおばかアプリを見せてくれた選手勢ぞろい。楽しい時間をありがとうございました |
次回の「第4回おばかアプリ選手権」は、企画運営担当の(産休)事情により、しばらく間が空いてしまうそうだが、開催される予定だ。新たなおばかアプリが集まることを期待している。
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「第3回おばかアプリ選手権」当日の動画は、こちらのページから視聴できます
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| INDEX | ||
| D89クリップ(12) 3回目にして完成形を迎えた「おばかアプリ選手権」 |
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| Page1 無謀に思えた平日夜の開催も会場は満員 苦労満載の司会者には、DPZ林さんとカルカル店長 |
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| Page2 マシンの指示に従うだけで最高の牛丼が完成 お姉さんからおっぱいまであらゆる素材を自分に重ね |
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| Page3 おばかの原点は身近なものを流用した問題の解決 科学を進歩させるのは、いつの時代もエロ |
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| Page4 名演奏を聴かせてくれた日本初(?)iPhoneバンド AR技術を使ったプレゼンは必見だが、情熱が熱過ぎた |
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| Page5 おばかの原点は自己満足にあり |
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- 第3回 植物の「緑さん」がブロガーになるまで
- 第4回 ペパボ・家入氏が語る、バカとまじめの振り子の関係
- 第5回 ケータイ版AIRでFlashLiteの成功パターンを踏襲
- 第6回 Webにおけるグラフィック表現手段としてのFlash
- 第7回 第1回おばかアプリ選手権はこうして行われた
- 第8回 ユーザーエクスペリエンスのadaptive path訪問記
- 第9回 クリエイターであるためにFlash待ち受けを出し続ける
- 第10回 3回目はあるのか? おばかアプリ選手権レポート
- 第11回 Web標準に準拠し独自技術Silverlightで補完する
- 第12回 3回目にして完成形を迎えた「おばかアプリ選手権」
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