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WCR Watch [4]
MIT誕生のリッチクライアント技術が日本に、Curl
■言語はプロプライエタリではないのか?
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| 米Curl,Inc. バイスプレジデント プロフェッショナルサービス スティーブン・アダムス氏。同氏はCurlに参画するまでテレコム、企業エンタープライズのコンサルティングを経験してきた |
Curlの特長を、米Curl,Inc. バイスプレジデント プロフェッショナルサービス スティーブン・アダムス氏は「データ・セントリックな従来のC/S用言語、ドキュメント・セントリックなWebアプリケーション用言語の特長を併せ持っている」と説明する。この特長はCurlがHTMLのようなドキュメントとC/Sのような処理を統合する言語として開発されたことが理由となっている。スティーブン・アダムス氏はCurlについて「機能的にはJavaに近い。文法としてLISPに似ているといわれることが多いようだ。最大の特長は“手続き型言語”と“マークアップ言語”の両方をサポートしていることだ」と説明する。
Curlはさらに、プログラム・セントリック、もしくはプロシーシャ・セントリックな特長も持つ。サーバ側のロジック(Webサービス)をクライアントロジックに容易に取り込むことが可能だ。
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| Curlの開発環境にはビジュアルなレイアウトエディタも付属する。部品に対してプロパティとイベントハンドラを記述していくVisual Basicライクな開発を可能にしている |
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| Curlのもう1つの特長はヘルプが充実している点だ。サンプルコードが豊富であり、ヘルプを参照しながら[実行]ボタンをクリックし、実際にアプリケーションを試してみることができる。ヘルプは完全に日本語化されている。充実したヘルプも開発者のスピーディーな習得を実現している要素の1つだとう |
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■リッチクライアントがSOAクライアントとなる
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| 先日のnet&com 2005でのSOAセッションでは、SOAクライアントが多くの人々の関心を集めていた |
Curlのもう1つの大きな特長は、Curlで作成したクライアントがSOAクライアントとなるモデルを提供している点だ。ESB(エンタープライズ・サービス・バス)を通して提供されるWebサービス、あるいはAmazonなどが提供するようなインターネットに広く提供されているWebサービスに対してWebアプリケーションバス的なクライアント機能を担う。
スティーブン・アダムス氏は「将来のコンピューティング・モデルは、PtoPに近いものになるだろう。クライアントはサーバと1対の関係の存在にとどまるのではなく、クライアントはノードとして機能し、ノード間での情報の共有化、機能の共有化が行われる」と自論を述べる。実際すでに同氏は、Curlアーキテクチャを基にPtoPを実装した経験がある。ただ、PtoPの実現には、ノード間のコミュニケーションをどうコントロールし、セキュリティを確保するかという最大の課題があり、そこまではまだ至らなかったという。
リッチクライアント技術の中では異色を放つCurlが、リッチクライアントの将来の新しい形を提案してくれることに、今後期待したい。現在Curlは60日間の体験版がフリーダウンロード可能だ。読者自ら、その可能性を体験してみてほしい。
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WCR Watch バックナンバー
- 第1回 リッチクライアントの最右翼FlexとFlashの違い
- 第2回 ビジネスFlashはWebを変革する、マクロメディア
- 第3回 FlashはJava開発者のものに成りうるか
- 第4回 MITで誕生したリッチクライアント技術、Curlとは?
- 第5回 Ajaxが追い風となるか? Open Laszlo
- 第6回 人・チームが成功の鍵となるリッチクライアント
- 第7回 アドビに引き継がれるマクロメディアのRIA戦略
- 第8回 バーティカルサーチはGoogleBaseに対抗できるか?
- 第9回 リッチクライアントがSOAをのみこむとき
- 第10回 Ajax開発環境を無償にしたTIBCOは勝ち組?
- 第11回 イベントに見る次世代リッチクライアント像
- 第12回 リッチクライアントの忘れ物? アクセシビリティ
- 第13回 2006年、SODECに見るリッチクライアント&帳票
- 第14回 ユーザー主導のリッチクライアント研究広がる
- 第15回 「使える、使いやすい、使いたい」と思えるUIとは?
- 第16回 Enterprise Web 2.0は本物か?
- 第17回 デスクトップを制するのはApolloかWPF/Eか
- 第18回 リッチクライアントの潮流とFlexのオープンソース化
TechTargetジャパン
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