
Ajax解体新書(3)
Webアプリに使えるAjaxライブラリ8選!
株式会社NTTデータ
技術開発本部 ソフトウェア工学推進センタ
川田 洋平
2006/11/22
| Ajaxライブラリを機能で分類する |
続いてAjaxライブラリの機能比較を行いますが、その前にAjaxライブラリが提供する機能を大きく3つの機能分類に分けたいと思います。
- JavaScript関数拡張……開発効率を向上させるための、JavaScript関数を拡張した機能
- 画面効果……画面上のオブジェクトに対して動的・視覚的な効果を与える機能
- GUI部品……リッチなGUI部品を提供する機能
上記機能分類に基づく各Ajaxライブラリの対応関係を表2に示します。
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| 表2 機能分類対応一覧 |
Rico、Dojo、Yahoo! User Interface Libraryのようにすべての機能を提供しているライブラリもあれば、そのほかのライブラリのように特定の機能に特化しているものもあるのが分かります。
以降では、機能分類ごとにもう少しブレークダウンした機能の比較を見ていきたいと思います。
■分類:JavaScript関数拡張
表3では、表2の「JavaScript関数拡張」に対応しているAjaxライブラリについて、より詳細な機能の比較を示します。
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| 表3 JavaScript関数拡張 |
当然かもしれませんが、Ajaxの主要な機能である通信/DOM/イベントの処理機能についてはすべてのAjaxライブラリがカバーしています(表中ではRicoはDOM/イベントに対応していませんが、表1の備考でも挙げたように別途Prototypeを利用するため、Prototypeの機能はそのままRicoで利用できます)。
■分類:画面効果
表4では、表2の「画面効果」に対応しているAjaxライブラリについて、「エフェクト」と「ドラッグ&ドロップ」についての比較を示します。
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| 表4 画面効果 |
MochiKitのドラッグ&ドロップ機能についてはバージョン1.4よりscript.aculo.usの機能を利用しています。
■分類:GUI部品
表5では、表2の「GUI部品」に対応しているAjaxライブラリについて、より詳細なGUI部品の比較を示します。
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| 表5 GUI部品 |
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これまでAjaxライブラリの機能について比較してきましたが、Ajaxライブラリがどのような機能を提供するのかがある程度見えてきたのではないでしょうか。
実際に自分でAjaxライブラリを利用する際は、今回取り上げてきた機能を考慮に入れて必要な機能などの要件を整理したうえで、その要件を満たすAjaxライブラリを表1から表5の比較表を参考に絞り込み、より詳細な機能要件についてはドキュメントやソースを適宜調べたうえで採用する、といったアプローチになると思います。
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INDEX |
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| Webアプリに使えるAjaxライブラリ8選! | ||
| Page1<Ajaxライブラリの全体像を把握しよう/どうして、Webアプリ開発にAjaxライブラリが必要なのか/150以上も出現しているAjaxライブラリ/8つのAjaxライブラリから全体を見ていこう> | ||
| Page2<Ajaxライブラリを比較する> | ||
| Page3<Ajaxライブラリを機能で分類する> | ||
| Page4<Ajaxライブラリを利用する際の注意点/標準化が進むAjaxライブラリ/プロジェクトに最適なAjaxライブラリは見つかりましたか?> | ||
Ajax解体新書 バックナンバー
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Googleからのサプライズ、Google Web Toolkit
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- 第1回 JavaをAjaxに変換するグーグルのGWTを使ってみよう
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- 最終回 JavaScript×HTMLとJavaのシームレスな開発環境
| Ajaxフレームワーク「Spry」で作る「リンク集2.0」 特集:AdobeのAjaxフレームワーク「Spry」を使ってみよう アドビのAjaxフレームワーク「Spry」。さっそく簡単なリンク集のサンプルを作成しながら、その機能を探ってみよう 「リッチクライアント & 帳票」フォーラム 2006/6/21 |
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| 古くて新しいAjaxの真実を見極める 「Webインターフェイスの新しい手法」「画期的なWebアプリケーションの仕組み」であるとして開発者たちの人気を集めるAjaxとは何なのか、その真実を見極めてみよう 最終更新 2005/8/2 |
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- 第1回 Webアプリのユーザビリティを改善しまくるAjax
- 第2回 Ajax、それはWeb 2.0へと続く道
- 第3回 どんなに無茶をやっても「それもありかな」なAjax
- 第4回 自動車業界のAjaxを活用したキャンペーンを目撃せよ
- 第5回 “どのブラウザでも動くAjax”を共有財産として育てよう
- 第6回 プロプライエタリ2.0から考えるAjaxの公開/非公開部
- 第7回 メモリリークが小さくなったGoogle Maps APIの新版
- 第8回 “CGUI” 消費者が作り出すUIの時代突入
- 第9回 巨大化するAjaxライブラリをシンプルにする新たな流れ
- 第10回 地図のように年代を移動できるMITのAjax歴史年表
- 第11回 JSONがRFCになり、どんどんこなれるAjaxサービス
- 第12回 サーバが通信を開始できるComet活用Webチャット
- 第13回 オンラインゲームで検索精度を上げるGoogleの巧みさ
- 第14回 IE7とFirefox 2への利用者の大移動は起こるか?
- 第15回 グーグル検索エンジンを特定ジャンル専用に、Co-op
- 第16回 帯域やデバイス領域をフル活用させる“モバイルAjax”
- 第17回 新しい技術を模索するYahoo!、Google、MS
- 第18回 Ajaxの高度な使用例、Yahoo! pipes
- 第19回 Apollo参戦でウィジェット開発者の争奪戦が激化
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- 第28回 マッシュアップ元年が終わり、2008年はどうなる?
- 第29回 Twitterやクラウドへも分岐するAjax/Web APIの道
- 第30回 Ajaxはじめて物語、そしてサーバでも動くJavaScript
- 第31回 新ブラウザ戦争はon fireだがJavaScriptはoffのナゾ
- 第32回 Google App EngineはAjaxへのハードルを下げるか?
- 最終回 Pure JavaScriptの動画再生やRPGも好きでした
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