株式会社マツモトキヨシ

本社−全店舗間の情報交換用としてWindows 2000/Exchange 2000 Serverを新規導入。ハウジングを利用して管理/運用を効率化

デジタルアドバンテージ
2001/04/21

関東一円に500店舗のドラッグストアを展開する「マツモトキヨシ」が、全社的なメッセージング・システムの刷新に踏み切った。すでに各店舗へはPOSシステムが導入されているものの、これまで本社と店舗との情報交換は主にFAXと電話に頼っており、その非効率性が問題となっていた。さらなる多店舗化の推進を可能にする戦略的な情報システムの基盤としてIT化が不可避として、Exchange 2000 Serverを利用したメッセージング・システムの導入を決定する。今回は(株)マツモトキヨシの和知義仁氏と、実際のシステム導入とサーバのハウジングを担当されているCSKネットワークシステムズ(株)の永島誠氏にお話を伺った。

 昭和7年に千葉県松戸市で創業されたマツモトキヨシは、米国のチェーンストア理論に学び、これを日本でいち早く実践することで、定価販売が一般的だった当時の小売業では考えられない価格破壊を断行し、流通業界に大きなショックを与えた。創業からおよそ70年。精力的な多店舗展開により、この2001年3月末には、関東一円に500店舗のドラッグストアを持つ一大ドラッグストア・チェーン企業に成長した。2007年には1,000店舗を目指すマツモトキヨシは、多店舗展開を進める上で本社からの情報を効率よく配信し、かつ店舗からのフィードバックを経営戦略に反映するためのコミュニケーションの活性化と、将来的な業務システムとの連携を視野に入れた情報インフラの整備を進めている。

 

 INDEX
[事例研究]株式会社マツモトキヨシ
    1.FAXと電話に依存していた従来の情報伝達
    2.主要サーバ群はすべてデータセンタにハウジング
    3.アウトソーシングの積極活用で素早い導入・移行を達成
 
事例研究


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