| 最大深刻度 |
注意 |
| 報告日 |
2006/10/11 |
| MS Security# |
MS06-064 |
| MSKB# |
922819 |
| 対象環境 |
Windows XP/Windows Server 2003 |
| 再起動 |
必要 |
| HotFix Report BBSスレッド |
MS06-064 |
セキュリティ・ホールの概要と影響度
TCP/IPのIPv6スタックに3件の脆弱性が存在する。細工されたIPv6パケットを受信すると、接続がリセットされるなどして、サービス拒否が起きる。これらの脆弱性は、IPv4スタックではすでに2004年から2005年にかけて報告されており、2005年4月にMS05-019で修正プログラムが提供されている。
MS06-064の脆弱性は、すでに詳細が明らかになっているし、実証コードも公開されている。IPv6は、Windows XP SP1/SP1a/SP2、Windows Server 2003 SP未適用/SP1/R2のいずれもデフォルトではインストールされておらず、そのため攻撃も受けないが、IPv6を追加インストールしている環境では早急に修正プログラムを適用した方がよい。
この修正プログラムは、以下の3件の脆弱性を解消する。
1つ目は、ICMP(インターネット制御メッセージ・プロトコル)要求の検証における脆弱性であり、細工されたICMPメッセージを受信すると、既存の接続がリセットされる。2つ目は、TCPパケットの内容の検証における脆弱性であり、細工されたTCPパケットを受信すると、既存の接続がリセットさせられてしまう。3つ目は、TCP/IPネットワーク・パケットの検証が不完全であることに起因する脆弱性である。送信元のアドレスを細工したSYNパケットを受信すると、サービス拒否が起きる。
対象プラットフォーム
今回修正プログラムが提供される環境は以下のとおりである。
| 影響を受けるソフトウェア |
対象プラットフォーム |
| Windows XP |
Windows XP SP1/SP1a/SP2 |
| Windows Server 2003 |
Windows Server 2003 SP未適用/SP1/R2 |
適用に関する注意点
■IPv6スタックが未インストールの場合は不要
MS06-063の修正プログラムは、IPv6スタックがインストールされていない場合には不要である。IPv6は、Windows XP SP1/SP1a/SP2、Windows Server 2003 SP未適用/SP1/R2のいずれの環境でもデフォルトではインストールされていないが、もし手動でインストールした場合は、この修正プログラムも忘れずに適用する必要がある。
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